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東邦大学医療センター佐倉病院が9月のがん征圧月間に医学公開講座「肺がん治療」を開催

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東邦大学医療センター佐倉病院では、9月のがん征圧月間を受けて東京・千葉の10施設が合同開催する市民公開講座に参加。9月24日(土)、がんの中でも死亡者数が年々増加し、男性の死亡率では第1位を占める「肺がん」に関する医学公開講座を開催する。当日は呼吸器内科と外科の専門医が、肺がんの特徴から外科的・内科的治療、緩和ケアまで分かりやすく解説する。受講料無料、予約不要。

 東京・千葉10施設()が合同で開催する「がん征圧月間 市民公開講座」は、がんの早期発見および早期治療の社会的な関心を喚起することを目的としている。各講座の内容はそれぞれの病院の特長を踏まえたものとなっており、東邦大学医療センターでは昨年に引き続き、大森・大橋・佐倉病院の3病院が参加する。

 佐倉病院では9月24日(土)に、がんの中でも死亡者数が年々増加し、男性の死亡率では第1位を占める「肺がん」に関する医学公開講座を開催する。詳細は以下の通り。

◆東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市下志津)
  医学公開講座「肺がん治療」

【開催日時】
 2011年9月24日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
【会場】
 東邦大学医療センター佐倉病院7階 講堂
【定員】
 200名
【講師と講演内容】
●講演1「肺がんについて」 川島辰男(東邦大学医療センター佐倉病院 呼吸器内科 助教)
 肺がんによる死亡者数は年々増加し、男性の死亡率では1993年以降、1位を占めています。2003年における肺がんによる死亡者数は、男女合わせて約4.6万人になり、がんによる死亡者数の約2割を占め、15~20年後には10万人に達すると予測されています。この講座では肺がんの「種類と特徴」「検査と治療選択」などを分かりやすく説明します。

●講演2「外科的治療」 長島誠(東邦大学医療センター佐倉病院 外科 准教授)
 当院では呼吸器内科、病理部、外科で症例検討会を行い、最適な治療法を選択しています。遠隔転移のない肺がんには外科手術となります。胸腔鏡を用いた、傷が小さく体に優しい手術も積極的に取り入れており、患者さまのQOLを考慮した外科治療を心がけています。このような治療について詳しくお話します。

●講演3「内科的治療と緩和ケア」 岡田倫明(東邦大学医療センター佐倉病院 呼吸器内科 助教)
 肺がんを含む悪性腫瘍の治療は、外科的治療・内科的治療ともに多様化しており、緩和ケア(緩和治療)にも在り方や治療内容に変化がみられます。この講座では、肺がんに対する内科的治療の種類や方法、現在の緩和ケア、またその現状など、当院での取り組みも含めてお話します。

【その他】
 *予約不要、受講料無料、駐車場無料対応
 *大橋病院でも同日に、公開講座「肺がんについて ~予防・診断・最近の治療の現状について~」を開催
  参考記事: http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3234
【後援】
 印旛市郡医師会、佐倉地区医師会、佐倉市

※「がん征圧月間 市民公開講座」共催大学・病院
 東京慈恵会医科大学
 東京慈恵会医科大学附属青戸病院
 東京慈恵会医科大学附属第三病院
 東京慈恵会医科大学附属柏病院
 東邦大学医療センター大森病院
 東邦大学医療センター大橋病院
 東邦大学医療センター佐倉病院
 独立行政法人国立病院機構東京医療センター
 杏林大学医学部付属病院
 東京医科大学病院

▼本講座に関する問い合わせ先
 東邦大学医療センター佐倉病院 事務部総務課
 〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
 TEL: 043-462-8811(代表)
 URL: http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/20728/022798.html

1531 佐倉病院公開講座の様子