京都外国語大学

京都外国語大学がジョージ・R・パッカード米日財団理事長らを招き、シンポジウム「戦後日米関係とソフトパワー ―日米をつないだ友情と文化の懸け橋―」を開催

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京都外国語大学(京都市右京区/学長:松田武)では10月26日(水)に、7月の台風6号の影響により延期していたシンポジウム「戦後日米関係とソフトパワー ―日米をつないだ友情と文化の懸け橋―」を開催。当日は、エドウィン・ライシャワー元駐日大使の特別補佐官を務めたジョージ・R・パッカード米日財団理事長らを招き、基調講演およびパネルディスカッションを実施し、日米両国の人々が果たすべき役割について考える。参加費無料、申し込み不要(定員180名、先着順)。

 今年は日米開戦から70年目、対日講和条約、旧日米安全保障条約の調印から60年目にあたる。
 こうした節目において、京都外国語大学(京都市右京区/学長:松田武)では10月26日(水)に、シンポジウム「戦後日米関係とソフトパワー ―日米をつないだ友情と文化の懸け橋―」を開催。当日は、エドウィン・ライシャワー元駐日大使の特別補佐官を務めたジョージ・R・パッカード米日財団理事長と松田武学長の講演に加え、「グローバル社会における日米関係―私たちが果たすべき役割について考える」と題したパネルディスカッションを行う。

 このシンポジウムは、戦後の日米関係をとりわけソフトパワーの観点から再検証し、同関係の基層を明らかにすることを目的としている。同時に、グローバル化が進んで相互依存関係が深化する国際社会において、日米関係がどのような方向に進み、両国の人々が何をなすべきであるのかを考えていく。詳細は以下の通り。

◆国際教養学科 日米関係シンポジウム
 「戦後日米関係とソフトパワー ―日米をつないだ友情と文化の懸け橋―」

【開催日時】
 2011年10月26日(水)15:00~17:30(開場14:30)
【会場】
 京都外国語大学 1号館7階小ホール(R171)
 アクセス:阪急「西院」駅下車・西へ徒歩15分、市バス「京都外大前」下車、
      地下鉄東西線「太秦天神川」駅下車・南へ徒歩13分
【主催】
 京都外国語大学 国際教養学科
【参加費など】
 参加費無料。
 定員180名(先着順)、一般来聴歓迎。
 ※席数に限りがあるため、立ち見の場合もございますことをご了承ください。
【その他】
 ・基調講演は英語もしくは日本語で行い、パネルディスカッションは英語で実施します。
 ・日英の同時通訳機には台数に限りがあります(先着順)。

【プログラム】
■第1部 基調講演
 ●ジョージ・R・パッカード 米日財団理事長
  「Learning from Each Other : the U.S. and Japan after March 11」
 ●松田 武 京都外国語大学・京都外国語短期大学学長
  「米国のソフトパワー外交と日米関係の基層
  「U.S. Soft Power Diplomacy and the Base of U.S.-Japan Relations」

■第2部 パネルディスカッション
 「グローバル社会における日米関係―私たちが果たすべき役割について考える」
   コーディネーター:熊谷俊樹 京都外国語大学教授・国際交流部長
   パネリスト:ジョージ・R・パッカード 米日財団理事長
         高畑 昭男 産経新聞編集委員兼論説副委員長
         松本 洋  財団法人国際文化会館理事
         松田 武  京都外国語大学・京都外国語短期大学学長

【パネリストの略歴】
●ジョージ・R・パッカード(George R. Packard)米日財団理事長
 1932年アメリカのフィラデルフィア生まれ。プリンストン大学卒業後、アメリカ情報部員として56年に初来日し、東京大学に留学。タフツ大学フレッチャー外交大学院で博士号取得。63年~65年、ライシャワー駐日大使の特別補佐官を務める。その後、『ニューズウィーク』誌ワシントン特派員(65~67年)、『フィラデルフィア・ブレティン』紙編集長(68~75年)、ウッドロー・ウィルソン国際センター副所長(76~79年)、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)長(79~93年)、新潟の国際大学学長(94~98年)を歴任し、98年より米日財団理事長。

●高畑 昭男(たかはた・あきお)産経新聞編集委員兼論説副委員長
 1949年生まれ。国際基督教大学卒(語学科ジャーナリズム専攻)。毎日新聞社ロンドン特派員(82~87年)、ウィーン支局長(90~94年)ワシントン特派員・北米総局長(94~99年)、論説委員、論説副委員長(2000~07年)などを経て07年に退社。07年6月より産経新聞入社、論説委員兼編集委員。現論説副委員長。専門は戦略・国際政治。米外交、日米関係など。主著は『サッチャー革命』(89年)、『クリントンの大逆転』(99年)、『日本の国家戦略』(08年)など。

●松本 洋(まつもと・ひろし)財団法人国際文化会館理事
 1930年生まれ。早稲田大学理工学部建築科卒業。英国マンチェスター大学大学院都市計画科修了。日本道路公団計画部企画課技師、財団法人国際開発センター主任研究員、財団法人国際協力推進協会専務理事、財団法人国際文化会館専務理事を歴任。マンチェスター大学名誉法学博士。

●松田 武(まつだ・たけし)京都外国語大学・京都外国語短期大学学長
 1945年生まれ。70年大阪外国語大学英語学科卒業。79年アメリカ、ウィスコンシン大学大学院史学研究科博士課程を修了(Ph.D)。大阪外国語大学助手、同大学教授を経て、2003年同大学副学長に就任、04年より国立大学法人大阪外国語大学理事・副学長。その後、07年に大阪大学大学院国際公共政策研究科教授、10年3月大阪大学名誉教授、同年4月京都外国語大学外国語学部教授。同年8月京都外国語大学・京都外国語短期大学学長に就任。専門はアメリカ史。近著に『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー』(岩波書店)。

▼本件に関する問い合わせ先
 京都外国語大学 企画広報室
 (平日 9:00~17:00)
 〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
 TEL: 075-322-6219
 FAX: 075-322-6246