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立教大学が11月28日に、東京芸術劇場との連携協定締結を記念したシンポジウムを開催――持続可能な地域づくりと<劇場×大学>の協働をめぐって

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立教大学(東京都豊島区、総長:吉岡知哉)は、2011年6月7日に東京芸術劇場(東京都豊島区、館長:福地茂雄)と連携協定を締結したことを記念し、11月28日(月)18時30分より池袋キャンパス7号館 7102教室にて、連結協定記念シンポジウム「“西池袋”を刺激する! ―東京芸術劇場×立教大学による持続可能な地域づくり―」を開催する。

 6月に締結した連携協定は、学校法人立教学院立教大学と公益財団法人東京都歴史文化財団東京芸術劇場が、各々の施設の活性化および各種の事業を通じて、東京都における芸術文化振興に寄与することを目的としている。この協定に基づき、立教大学と東京芸術劇場は今後、連携事業の企画・実施、広報協力、施設利用などの協力を行う予定である。

 今回のシンポジウムでは、企業メセナ活動の草分け的存在であるアサヒビール株式会社相談役で東京芸術劇場館長の福地茂雄氏、世田谷パブリックシアターなどを経て東京芸術劇場副館長に就任し、劇場改革に取り組んでいる高萩宏氏の2人をゲストに迎え、吉岡知哉立教大学総長、阿部治立教大学ESD研究センター長と共に、企業や公共劇場、そして大学が担う、芸術文化と地域づくりの役割について、縦横に語る。

 来秋リニューアルされる東京芸術劇場と立教大学が、西池袋地域と関わっていくために、どのような協働ビジョンを見出せるのか。また、東日本大震災以後の文化状況や、芸術文化活動による復興支援、防災対策としての劇場・大学の存在意義とは何か―。同大では、このシンポジウムを通じて、これからの地域文化を創造・発信し得る有機的なパートナーシップの可能性を探りたい、としている。
 
◆連結協定記念シンポジウム
 「“西池袋”を刺激する! ―東京芸術劇場×立教大学による持続可能な地域づくり―」

【日時】
 11月28日(月)18:30~21:00(18:00開場)
【場所】
 立教大学 池袋キャンパス 7号館 7102教室
【講師】
 福地茂雄氏(東京芸術劇場館長)、高萩宏氏(東京芸術劇場副館長)、吉岡知哉(立教大学総長)、阿部治(立教大学ESD研究センター長、社会学部・異文化コミュニケーション研究科教授)
【タイムテーブル】
 18:30 開会挨拶(吉岡知哉)
 18:40 阿部治「イントロダクション:地域づくり・文化・ESD」
 18:50 福地茂雄氏「企業メセナ活動と芸術文化による地域づくり」
 19:20 高萩宏氏「東京芸術劇場の改革と西池袋地域での役割」
 19:50 パネルディスカッション「芸術文化による持続的な地域づくりと〈劇場×大学〉の協働展望」
      福地茂雄氏、高萩宏氏、吉岡知哉、阿部治(司会)
 20:30 質疑応答
 20:50 全体総括(阿部治)
 21:00 閉会

【講師略歴】 (敬称略)
◎福地茂雄(東京芸術劇場館長)
 1934年、福岡県出身。長崎大学経済学部卒業後、アサヒビール株式会社入社。同社取締役社長、会長を経て、現在相談役。アサヒビール芸術文化財団理事長(02年~06年)、NHK会長(08年~11年)などを歴任し、公益社団法人企業メセナ協議会理事長(07年~)、新国立劇場運営財団理事長(11年~)を務めている。07年、東京芸術劇場館長に就任。

◎高萩宏(東京芸術劇場副館長)
 1953年、東京都出身。東京大学在学中に劇団「夢の遊眠社」設立に参加。91年、英国で開催された「ジャパン・フェスティバル」の舞台芸術部門ディレクターを務める。帰国後、パナソニック・グローブ座支配人、世田谷パブリックシアター製作部長を経て、2008年に東京芸術劇場副館長就任。07年、多摩美術大学客員教授就任。著書に『僕と演劇と夢の遊眠社』(日本経済新聞出版社)。

◎吉岡知哉(立教大学総長)
 1953年、東京都出身。政治思想学会理事。76年、東京大学法学部卒業。法学博士。専攻は欧州政治思想史。研究テーマはヨーロッパ近代、主として18世紀フランスの政治思想。最近は近代政治思想における宗教の問題に関心がある。立教大学法学部教授を経て、2010年に第19代立教大学総長就任。著書に『ジャン=ジャック・ルソー論』(東京大学出版会)。

◎阿部治(立教大学ESD研究センター長、社会学部・異文化コミュニケーション研究科教授)
 1955年、新潟県出身。環境教育のパイオニアとして、その研究と実践に関わってきた。日本環境教育学会長、国連持続可能な開発のための教育の10年推進会議顧問として、日本を含むアジア太平洋地域の環境教育/ESDのアクションリサーチを行なう他、政府や企業、NGOなど多くの学外組織において持続可能な社会構築に向けた活動を展開している。

【主催】
 立教大学
【企画・運営】
 立教大学ESD研究センター
【後援】
 豊島区
【参加費】
 無料
【申し込み方法】
 専用の申込フォーム( https://www.rikkyo.ne.jp/grp/esdrc/event/application_form2.html
より必要事項を入力の上お申し込みください。メールかFAXでお申し込みの場合は、件名に「芸劇×立教シンポジウム」と記載し、氏名、所属、メールアドレス、電話番号を明記の上、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
 E-mail: esdrc@grp.rikkyo.ne.jp (立教大学ESD研究センター)
 FAX: 03-3985-2686(立教大学ESD研究センター)

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202

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