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学習院大学が高校生対象プログラム「中国の古都・長安へのタイムスリップII ―古写真の語る歴史」を開催

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学習院大学は12月23日に高校生対象プログラム「中国の古都・長安へのタイムスリップII ―古写真の語る歴史」を開催。明治末期、中国・長安(現・西安市)の歴史遺産を克明に撮影した日本人がいた―その写真による古代中国へのタイムスリップに、高校生の皆さんをご招待する。

 本プログラムは、科学研究費・基盤研究C「近代日本人のみた古都・長安の風景―足立喜六遺品資料を中心に」(研究代表者・村松弘一 学習院大学東洋文化研究所准教授)の成果により実施するもの。

 足立喜六(1871―1949)は、1906年から中国政府の招きで西安市で教鞭をとり、4年の滞在期間の間に長安遺跡の歴史遺産を撮影・記録、その成果は現在の古代中国研究に欠かせないものとなっている。
 このプログラムでは、その貴重な古写真が現代の私たちに何を語ってくれるかを探りつつ、ヴィジュアルによる中国古代世界へのタイムスリップを経験してもらう。

 プログラムは、合間にクッキータイムなどのリラックスできる時間をはさみつつ、
   1)レクチャー「中国古代の西安」
      (鶴間和幸・学習院大学文学部教授、NHK高校講座出演)
   2)  同  「足立喜六と西安」
      (村松弘一・学習院大学東洋文化研究所准教授)
   3)足立喜六のご遺族へのインタビュー
   4)ワークショップ「西安の古写真を見る」
   5)  同  「古写真から何が読み取れるか」
 とのスケジュールで実施の予定。

 お申込等の詳細は以下のとおり。

◇「中国の古都・長安へのタイムスリップII ―古写真の語る歴史」
・開催日: 平成23年12月23日(金・祝)
        10:00 受付開始(9:30 開場)
        16:30 終了予定
・場 所: 学習院大学(目白キャンパス)中央教育研究棟4階404教室
        〒171-8588 東京都豊島区目白1―5―1
        (JR山手線 目白駅 徒歩1分)
・募集人員:  高校生30名
・お申込締切日:  平成23年12月16日(金)
・お申込、お問い合わせ先:
       学習院大学 学長室研究支援センター 佐藤(さとう) 真(まこと)  
       TEL 03-3986-0221 内線2524
       FAX 03-5992-1232
       Eメール kakenoff@gakushuin.ac.jp