立教大学

立教大学の学生が2月22日~25日に陸前高田市立図書館で復興のためのボランティア活動を実施

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立教大学(東京都豊島区、総長:吉岡知哉)は、2012年2月22日(水)から25日(土)までの間、陸前高田市立図書館復興支援のためのボランティア活動を実施する。岩手県立図書館の協力のもと、同大の司書課程に在籍する学生を中心に、仮設図書館への移送に向けた図書の整理を行う。

 陸前高田市立図書館は、東日本大震災の影響により施設が全壊、所蔵図書約8万冊が全損し、職員は皆、津波の犠牲となった。震災後、全国各地の図書館や個人から寄贈図書が届けられているが、未だ手付かずのまま市内の生出小学校内に保管されている。

 現在、陸前高田市では、移動図書館による市民へのサービスが行われる一方で、竹駒地区に仮設図書館の建設を進めている。仮設図書館の完成に伴い、寄贈図書などを整理の上で配架することを計画しているが、その図書整理作業の目途は立っていない。

 そこで、図書館司書・学校図書館司書教諭の養成を目的する司書課程を有する立教大学では、陸前高田市立図書館の復興に向けた支援活動の意向を陸前高田市教育委員会に申し出た。協議の結果、市民の生活復興の上で、図書館の復興は極めて重要であり、また市民が待ち望むものであるとのコンセンサスを確立。また、陸前高田市立図書館の復興支援を統括する岩手県立図書館の理解も得て、このたびのボランティア活動を実施する運びとなった。

 具体的な活動内容としては、全国からの寄贈図書が保管されている生出小学校にて、岩手県立図書館職員の指示のもと、仮設図書館への移送に向けた図書の整理を行う。

【参加者数】
 15名(予定)

【スケジュール】
 22日(水):現地への移動および市街地巡回学習
 23日(木)~24日(金):生出小学校での図書整理作業
 25日(土):ふりかえり、帰京

【活動場所・拠点】
 活動場所:陸前高田市旧生出小学校(寄贈図書保管場所、住所:陸前高田市矢作町字二田野56)
 宿泊場所:陸前高田市生出地区「ホロタイの郷 炭の家」
 その他:陸前高田市市街地およびその近郊(被災地巡回等による学習のため)

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 担当:木田
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202