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佛教大学が開学100周年記念「ありがとうプロジェクト」冊子『ありがとうが生まれたとき』を刊行

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佛教大学ではこのたび「ありがとうで、福祉・医療を元気にする」をテーマに、福祉・医療に従事している同大OBの方々を中心にインタビューさせていただき、そこでお伺いしたリアリティーあるエピソードを集め、冊子『ありがとうが 生まれたとき』≪医療・福祉の現場の「リアル」を伝えるフルカラーインタビュー集≫を刊行した。

 佛教大学では2012年度に開学100周年を迎えるにあたり、これまで支えていただいた人や企業、地域の方々に「感謝~ありがとう~」の気持ちを伝えようと、2010年度より「ありがとうプロジェクト」を立ち上げた。

 この100年で、随分と豊かになった一方、便利さが当たり前になったことで、人に感謝することが減ってきているようにも感じる。「ありがとう」は言われた人も、言った人も、嬉しくなる言葉である。周りに「ありがとう」が増えれば、世の中はもっと元気になるのではないだろうか――という思いから、100年の感謝の気持ちを伝えるだけでなく、日常に埋れた「ありがとう」を集めて届けることで、世の中を元気にすることも本プロジェクトの目的とした。

 プロジェクト1年目は、在籍時には言えなかった先生方への感謝の気持ちを伝える、「先生ありがとうプロジェクト」を実施し、ホームページ等を通じ、学内外から広くメッセージを募集したところ、688通の「ありがとうメッセージ」が寄せられた。これらのメッセージをピックアップしメッセージを集めた「手紙集」を作成した。

 そして2年目は、医療・福祉に焦点をあて、「ありがとうで、福祉・医療を元気にする」をテーマに、福祉・医療に従事されている本学OBの方々を中心にインタビューさせていただき、そこでお伺いしたリアリティーあるエピソードを集め、冊子『ありがとうが 生まれたとき』≪医療・福祉の現場の「リアル」を伝えるフルカラーインタビュー集≫を刊行した。

 本冊子では、普段なかなか言葉にする機会のない、福祉・医療に従事されている方から患者さんや利用者さんへの「ありがとう」が生まれたときについて、15名の医療・福祉従事者の方に訊ねている。本冊子は、出版社パレードより、一般向けに全国書店にて3月30日から一斉販売(定価500円税込)している。

3048 『ありがとうが 生まれたとき』