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札幌大学が「美唄サテライト・キャンパス」に講師を派遣――４月２４日には美唄市と相互協力に関する協定を締結

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札幌大学ではこのたび、北海道美唄市が地域の活性化や人材育成を目的として５月より開講する「美唄サテライト・キャンパス」に講師を派遣。さらに、同市が推進する事業への協力や、インターンシップやフィールドワーク、学術調査など、同市の札幌大学への実践的教育の場の提供など、教育・研究、人材育成における相互協力を推進するため、４月２４日に調印式を行う。

　北海道美唄市にはこれまで、自然科学・社会科学系の総合短大として専修大学北海道短期大学が開設されていたが、平成２３年度より学生募集を停止。地元での高等教育を受ける機会の減少が問題となっていた。
　こうした中、美唄市では活力ある地域づくりを進めるため、市役所はもとより、産業界など多様な分野で意欲的に活躍する人材の育成が急務であるとし、多様な人材育成機能に加え、市民が気軽に集い、交流するコミュニティセンター機能を兼ね備えた複合拠点「美唄サテライト・キャンパス」を開設することとなった。

　講座は１コマ９０分で、「観光・産業振興」「まちづくり」のほか、芸術分野など「市民教養」の３分野で開講。札幌大学は、札幌国際大学、札幌大谷大学とともに、これらの講座を担当する講師を派遣。５月１２日から１１月中旬まで、同大の強みを生かした講座を提供する。

　講座は美唄市民のほか、近郊の岩見沢市や三笠市などの市民も受講可能。当初は市役所や商工会議所などで開催し、来年度以降は平成２３年３月に閉校した旧東栄小学校の施設を活用する。受講料は１講座５千円（５回分）。４月２５日より受講申し込みを受け付ける。

▼美唄サテライトに関する問い合わせ先
　運営協議会事務局（美唄市総務部企画課）
　TEL：　0126-62-3137

▼本件に関する問い合わせ先
　札幌大学　運営事業オフィス（広報担当）
　札幌市豊平区西岡３条７丁目３番１号
　TEL：　011-852-9190
　FAX：　011-856-8262
　E-mail：　koho@ofc.sapporo-u.ac.jp