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新入生は入学したときから「スマート世代」、2人に1人がスマホを利用――東京経済大学が新入生にアンケート調査を実施

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東京経済大学は2012年4月、今年度の新入生に対してインターネットをめぐる情報行動についてのアンケート調査を実施した。(回答者数1159人)

○女子のほうがスマホ志向

 アンケートで、ウェブサイトやブログなどを見るときに使う機器(複数回答)を聞いたところ、最も多かったのがパソコンで59.2%、つづいてスマートフォン48.1%で、入学時点ですでに「スマート世代」が半数近くを占めている。第3位は携帯電話23.8%で、タブレット端末は1.1%となっている。
 男女別に見るとパソコンを利用しているのが、男子は63.5%、女子は49.1%と、男子の利用率が約14ポイント高くなっているのに対して、スマートフォンは女子56.2%、男子45.1%と、女子の利用率が約11ポイント高くなっており、女子学生の方がよりスマートフォン志向といえる。

○ソーシャルメディアにみんな達者~facebookの活用は女子が先行~

 ソーシャルメディア(SNS)の利用状況については、YouTube93.4%、mixi61.6%、twitter53.6%、facebook27.9%という結果で、YouTubeの利用率は、男女とも90%を超えている。
 各媒体を男女別に見てみるとmixiは、男子58.4%、女子68.3%と、女子の利用率が約10ポイント高く、twitterは、男子48.5%、女子64.6%と、「つぶやき」率は女子のほうが約16ポイント高いという結果が出た。
 企業などで利用の進むfacebookの利用率についても調査したところ、男子25.9%、女子32.3%と、これも女子が優位で、ソーシャルメディアの活用は、女子学生の方が進んでいる。
※利用率は100-(利用していない+無回答)で算出

 調査を行ったコピーライター出身で、現在は博報堂生活総合研究所エグゼグティブフェローを務めるコミュニケーション学部の関沢英彦教授は「教室でも、疑問点はすぐにスマートフォンで調べる。かつては携帯電話で、漢字を確認する程度であったのに比べると、情報検索が習慣となっている。ソーシャルメディアによる情報共有も進んだ。といっても、サークルやゼミの選択などは、キャンパスで会った『先輩のひとこと』で決める傾向も根強い。ネットとリアルの世界をうまく併用している」と分析している。

▼本件に関する問い合わせ先 
 東京経済大学広報課 担当: 田尻 
 〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 
 TEL: 042-328-7724
 FAX: 042-328-7768
 E-mail: tajiri-y@s.tku.ac.jp
 URL: http://www.tku.ac.jp/