東邦大学

薬剤師の卵たちが約6000平方メートルの薬草園を案内――東邦大学「2012年度 薬草園一般公開」

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東邦大学では、5月26日(土)に習志野キャンパスにある大学付属の「薬草園」を一般公開する。当日は学生サークル「生薬部」の学生による案内と解説に加え、専門家による講演会「ハーブとアロマで快適生活」も開催。参加費無料、事前申し込み不要。

 東邦大学習志野キャンパスには約6000平方メートルの教育見本用の薬草園があり、その歴史は昭和2年、薬学部の前身である帝国女子医学薬学専門学校の設立まで遡る。昭和42年に本キャンパスへ移植された園内には、民間療法として馴染み深い薬草から珍しい薬草まで、約800種類が栽培保存されている。

 同大では毎年5月~6月頃に薬草園を一般公開。生薬部の部員が園内を案内しながら、薬用植物について解説し、質問に答える。また、生薬部自らが企画して作ったハーブティーやハーブクッキー、薬草をモチーフにした絵はがきや匂い袋などを来園者に提供。さらに希望者には東邦大学オリジナルの「お薬手帳」も配布する予定である。

 なお、今回もアロマテラピーの専門家2名を講師に迎え、「ハーブとアロマで快適生活」をテーマとした講演会を同時開催する。

 このイベントは毎年1000人近くの来園者を迎え、地域の方々との貴重な交流の場にもなっている。詳細は以下の通り。

◆2012年度 薬草園一般公開 概要
【日時】
 2012年5月26日(土)
  薬草園公開10:00~16:00
  講演会 13:00~16:00
【場所】
 東邦大学 習志野キャンパス 薬学部付属薬用植物見本園(薬草園)
 アクセス:○JR総武線 津田沼駅 北口4乗り場、京成バス三山車庫または二宮神社行「東邦大学前」下車
      ○京成本線 京成大久保駅 徒歩10分
【申し込み】
 不要

■講演会「ハーブとアロマで快適生活」
【会場】 東邦大学薬学部C館101教室
【参加申込】 不要

●講演1 13:00~14:20「アロマテラピーで健康管理」―高齢社会を迎えて―
 講師: 浅井隆彦(あさいマッサージ教育研究所 所長)
 高齢者および介護者の目線に立ち、介護力の向上は日頃のセルフケアをはじめとする健康管理力が如何に大切か、アロマテラピーを通じてお伝えしたい。今回、1.フィトテラピーとアロマテラピーの違い、2.和の精油、3.精油の持つ四つの作用、足浴・手浴・半身浴・全身浴の効用、4.タッチケアで触覚を大切にしよう!、5.介護アロマケアがこれからの社会を明るくする、についてお話しいたします。

●講演2 14:40~16:00「フィトセラピー快適生活術」
 講師: 佐佐木 景子(株式会社フォアナイン 代表取締役)
 四季折々の植物に恵まれた日本。私たちは古くからたくさんの植物の恩恵を受けて生活をしてきました。より快適な生活を送るために、ハーブなどの薬用植物やアロマセラピーの簡単な利用法を知って、植物との共生をより身近なものに感じてみませんか?今日から始められる快適植物生活術をご紹介いたします。

東邦大学バーチャルラボラトリ 「薬草園の世界」ウェブサイト
 http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/yakusou/open/opengarden.html

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 習志野学事部 入試広報課
 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
 TEL: 047-472-0666
 FAX: 047-479-5661
 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp

2175 「生薬部」の学生が案内および解説を務める