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東邦大学医学部が12月22日に、中学生のための医学校「中学生 未来の医学“夢”スクール」を開講

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東邦大学医学部(大田区大森西)は12月22日(土)に、中学生1~2年生対象の実習プログラム「中学生 未来の医学“夢”スクール」を開講する。これはライフサイエンスへの関心を高め、医学研究について考える機会を与えることを目的としたもの。第1回目となる今回は「心臓」をテーマに講義や観察などを行い、心臓のメカニズムを学ぶ。参加費無料、要事前申し込み。

 一人でも多くの中学生に、生命に直接つながるライフサイエンスに興味をもってもらいたい。そして医療を支える医学研究について考える芽を育てていきたい――。東邦大学医学部はこうした目的のもと、このたびの実習プログラム「中学生 未来の医学“夢”スクール」を企画した。

 同大では2008年より、小学生を対象とする実習プログラム「小学生 夏の医学校」を年1回開催し、毎年好評を博している。
 今回のプログラムは、これまでよりも内容を高度化した中学生のための医学校。今後も年2回のペースで定期的に開催していく予定である。

 第1回目となる今回は「心臓」をテーマに、心筋細胞が収縮するメカニズムを最先端の分子レベルで学ぶ。詳細は以下の通り。

◆中学生 未来の医学“夢”スクール 第1回 目で見る「心臓の興奮と収縮」

【日時】
 2012年12月22日(土) 13:30~18:00頃まで

【会場】東邦大学医学部(大森キャンパス)

【対象】中学1~2年生

【定員】20名

【参加費】無料

【申し込み方法】
 同大医学部ホームページ内「中学生 未来の“夢”スクール」申し込みフォームより、必要事項を記入し送信。
 http://www.med.toho-u.ac.jp/event/24678/jh_school2012.html

【申し込み締切】2012年12月1日(土)
※定員を超えた場合は抽選のうえ、当選者に直接連絡。

【主な内容】
 自発的に興奮して電気的活動を開始し、それが引き金となって機械的活動(収縮)を行う「心筋」について理解を深める。

・第1部「心筋の興奮」について学ぶ
 カエルの心臓摘出標本を用いて心臓の拍動を描記し、心臓を取り巻く溶液(灌流液)のイオン組成変化の影響を観察する。

・第2部「心筋の収縮」について学ぶ
 タイムラプス画像解析システムを用いたイメージ画像を観察し、心筋が収縮する際のイオンの流れを理解する。

(参考記事)親子で医療現場を体験してみよう――東邦大学 医学部・看護学部が毎年恒例の「小学生 夏の医学校」参加者を募集中
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4050

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学医学部 教育開発室
 〒143-8540東京都大田区大森西5-21-16
 TEL: 03-3762-4151 内線2724
 E-mail: yume-school@med.toho-u.ac.jp
 http://www.med.toho-u.ac.jp/event/24678/jh_school2012.html

3670 タイムラプス画像解析システムの実験風景