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これは「哲学」を建学の理念にして生まれた東洋大学が、今年創立125周年を迎えたことを機に、あらためて実践的な哲学教育を行うための教材としてまとめたもの。 11月より書店でも販売されている。
テーマは「哲学と教育」「地域と社会」「環境と生命」など、現代社会のあり方を示唆する30項目が挙げられており、現代社会に生きる人々にとって必要と考えられる諸課題の中から、特に哲学的思考を実践するために重要であると思われるものをピックアップして構成されている。
各テーマの後段には、それぞれのテーマに関連した東洋大学創立者、井上円了の言葉や理念を盛り込み、哲学的なものの見方や考え方を分かり易く解説しているのが特長である。
執筆に関して竹村牧男学長をはじめとする同大全学部(10学部)の教員が各章を分担して行った。
東洋大学では来年度より、同書籍をテキストとして活用した新たな授業を展開する予定。『哲学をしよう!』というタイトルには、すべての学生に「哲学する」姿勢を磨いて欲しいという思いが込められている。
■書籍名『哲学をしよう!―考えるヒント30―』
■出版社 大成出版社
■定価 2,800円+税
■2012年11月23日刊行
<目次>
第1章 哲学と教育 社会人力/認知の不思議/言語と考える力 など
第2章 地域と社会 参加と協働による地域福祉/人を育てる街/人が育てる街 など
第3章 環境と生命 資源の適正利用/地球温暖化/生命/死/動物愛護 など
第4章 政治と経済 自立と助け合い/グローバリゼーション/PPPと公共/リーダーの条件 など
第5章 工学と情報 モノづくり力/技術者の社会的責任/現代社会と情報 など
▼本件に関する問い合わせ先
東洋大学 広報課
TEL: 03-3945-7571
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東洋大学 |
URL https://www.toyo.ac.jp/ |
住所 東京都文京区白山5-28-20 |
1887(明治20)年、哲学者・井上円了によって創立された東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神として掲げる私立大学。東洋大学の考える「哲学」とは、つねに疑問と好奇心を持ち、自ら考える力を養うこと。全国から約3万人の学生が在籍し、文系・理系合わせて14学部15研究科の幅広い学問領域から学べる総合大学です。 |
学長(学校長) 矢口 悦子 |