工学院大学

工学院大学オリジナル車両「トランスポーター」導入で学生支援を強化――学生の夢を載せて走る「トランスポーター」がいよいよ発進

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学校法人工学院大学はこのたび、工学院大学後援会より、学園創立125周年を記念した大学オリジナル仕様の自動車「トランスポーター」の寄贈を受けた。これに伴い、2月2日(土)新宿キャンパス南側エントランスにて、大学後援会主催によるトランスポーター贈呈式を開催。トランスポーターは「元気な学生を育てる」という目標のもと、ソーラーカーや学生フォ-ミュラなどのレース車両、鳥人間コンテストの飛行機、ロボットコンテストのロボットなどの大会や練習への参加、出張理科教室における物品などの輸送などを行う。加えて特設ステージ機能も有しており、学園祭やオープンキャンパスなど、さまざまな目的で全学的な使用が可能となる。トランスポーターの導入により、学生と教職員の安全面の向上および時間的・経済的な負担の軽減がはかれ、その大きな効果に期待が高まっている。

 トランスポーターは国産トラックメーカーの4tロングシャーシを使用し、特殊架装部分の設計・生産を架装メーカーが担当。外装には工学院大学のロゴマークと共に、レース車両の空力特性をイメージした躍動感が溢れるデザインが施されている。
 特殊架装部分は、使いやすく多目的な用途に応えられる機能が搭載されており、油圧可動昇降式の2段フロア構造により、無駄のない大容量の積載空間を実現している。また、リアゲートを水平に倒せば、油圧昇降式により500kgまでの積み降ろしが可能である。さらに、左右の可動ウィングを全開しアオリ板を水平に固定することにより、学園祭等のステージとして利用できる。高性能エア・サスペンションの装備は、精密機器等輸送の安全性を高めた。

 これまでは各プロジェクト・団体がレンタカー等を手配し、工夫して積載していたが、トランスポーターの導入により積載作業が大幅に短縮され、時間的・経済的負担が軽減される。学生たちは、大会や練習へのさらなる集中が可能になり、より一層の成果が期待できる。
 「トランスポーター贈呈式」では、学生を含めた代表者によりテープカットを行い、デモンストレーションとともに各機能の紹介を行った。

 今後は、2013年2月8日(金)まで新宿キャンパス南側玄関でのお披露目を行ったのち、八王子キャンパスを拠点として、2013年4月以降、プロのドライバー委託による本格運用を開始する予定である。


▼トランスポーターについての問い合わせ
 学生支援部学生支援課 トランスポーター担当まで 
 TEL: 03-3340-0153(平日9:00-17:00)
▼本件に関する取材の問い合わせ     
 総合企画部広報課 担当/山口 塩谷
 TEL: 03-3340-1498

3888 発展する大学をイメージした躍動感あるデザイン。フィルム貼りを採用し、将来のデザイン変更を可能とした。学園創立125周年を祝し、ナンバープレートは「125」を採択。

3889 2階部分に収まったソーラーカー。フルオープンにもでき、多目的に使える。展示スペースやレース中のスタッフオフィスとしても利用可能。