学習院女子大学

学習院女子大学が3月9日、韓国・高麗大学日本研究センター開催の国際学術大会「東アジアの災害研究発信と国際協力模索」に参加

大学ニュース  /  イベント  /  国際交流

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

学習院女子大学は3月9日(土)、韓国・高麗大学日本研究センターが開催する国際学術大会「東アジアの災害研究発信と国際協力模索」に参加する。これは、同大が編纂した『東日本大震災 復興を期して:知の交響(ハーモニー)』の韓国語訳が出版されることを記念して開かれるもの。当日は石澤靖治学長をはじめ、櫻井大三准教授、中島崇文准教授、羅京洙専任講師が出席し、基調講演や報告などを行う。

 高麗大学日本研究センターは、東日本大震災発生直後から研究チームを立ち上げ、震災を契機として生じた日本社会の反応や変化、構造的な問題などの調査研究に取り組んできた。こうした活動の中で、学習院女子大学編『東日本大震災 復興を期して:知の交響(ハーモニー)』および早稲田大学の東日本大震災関連研究叢書の業績に注目し、このたび韓国語訳にして出版する運びとなった。

 今回の国際学術大会「東アジアの災害研究発信と国際協力模索」は、これらの書籍の出版を記念して開催されるもの。
 学習院女子大学からは4名が臨席。石澤靖治学長が基調講演を、櫻井大三准教授および中島崇文准教授がそれぞれ「国際法からみた福島第一原子力発電所の事故」、「冷戦終結以降、次第に強まる東欧と日本の絆」と題した報告を行い、羅京洙専任講師が司会を務める。
 また、日本側からは早稲田大学と関西学院大学が、韓国側からは高麗大学に加えてソウル大学、東国大学、釜山大学、同徳女子大学、対外経済政策研究院などが参加する予定。

 学習院女子大学は、同大の研究プロジェクト「東アジア大学間学術交流」を通じて、高麗大学と協力関係を深めてきた。今回の大会は東日本大震災から2周年を迎えることを機に、大災害について改めて考えるとともに、日韓関係を深化させていく試みとなるものでもある。

◆国際学術大会「東アジアの災害研究発信と国際協力模索」
【日時】
 2013年 3月 9日(土) 09:50~17:30

【会場】
 高麗大学国際館321号室

【後援】
 高麗大学出版部/高麗大学言語情報研究所/学習院女子大学/早稲田大学東日本大震災復興研究拠点

【趣旨およびプログラム】
 添付PDFを参照。

▼本件に関する問い合わせ先
 学習院女子大学 戸山キャンパス
 担当:川西
 TEL: 03-3203-1906