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東邦大学医療センター佐倉病院が3月23日に、市民公開講座「『前立腺』の病気を知ろう!」を開催

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東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の人々に向けた公開講座を毎月開催している。3月23日(土)は高齢の男性が発症しやすい「前立腺の病気」をテーマに、前立腺の基礎知識や前立腺肥大症、前立腺がんの各診断や治療法などについて専門医3名が解説する。予約不要、受講料無料。

 男性のみに存在する生殖器で、精液の一部を分泌する働きをもつ前立腺。ただし、高齢になると排尿症状に悩んだり、前立腺肥大症や前立腺がんを発症する男性が多くなる。同公開講座では、前立腺についての基礎知識から前立腺肥大症と前立腺がんとの違い、それぞれの診断や治療法の選択の仕方まで分かりやすく説明する。詳細は以下の通り。

◆東邦大学医療センター佐倉病院 市民公開講座
「『前立腺』の病気を知ろう!」

【開催日時】
 2013年3月23日(土)
 14:00~16:00(開場13:30)

【会場】
 東邦大学医療センター佐倉病院 東棟7階 講堂

【講演内容】
●講演1 「前立腺とは?」
 鈴木 啓悦氏(泌尿器科 教授)
 
 精液の一部を分泌する働きをもつ前立腺。また、尿道が中を通過しており、排尿と生殖の両方に関わる臓器です。そのため、高齢になって肥大症やがんを発症すると、“生活の質”そのものまで損なわれる可能性があります。まず、前立腺に関する基礎知識についてお話しします。

●講演2 「前立腺肥大症」
 矢野 仁氏(泌尿器科 助教)

 前立腺肥大症とは、前立腺が大きくなり、尿道を圧迫して排尿障害を起こす病気です。高齢になるほど発症しやすくなり、50歳代では40~50%、80歳以上では80%超の男性が前立腺肥大症を有しています。前立腺肥大症の診断および治療について説明します。

●講演3 「前立腺がん」
 神谷 直人氏(泌尿器科 講師)

 前立腺がんは、まずPSAとよばれる腫瘍マーカーで採血することで、がんの心配があるかどうかを診断します。早期発見・早期治療が重要で、治療法には手術、放射線、薬物療法など様々な方法があります。前立腺がんの診断および治療について説明します。

【定員】
 200名

【受講料など】
 受講料無料、予約不要、駐車場無料対応

【共催】
 武田薬品工業株式会社

【後援】
 印旛市郡医師会、佐倉地区医師会、佐倉市

▼本件についての問い合わせ先
 東邦大学医療センター佐倉病院 事務部総務課
 〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
 TEL: 043-462-8811(代表)
 http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/28247/020815.html


1890 過去の公開講座の様子