杏林大学

杏林大学が中国北京大学と学術交流協定を締結

大学ニュース  /  国際交流

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杏林大学はこのたび、中国の北京大学外国語学院との間で学術交流協定を締結した。日本初の大学院通訳翻訳課程を設置した杏林大学と、昨年9月新たに通訳翻訳修士課程を開設した北京大学との間で、通訳・翻訳分野を中心に交流を促進し、今後日中両国での通訳・翻訳者養成が期待されている。

 3月12日、杏林大学は中国高等教育機関における最高峰である北京大学外国語学院との間で学術交流協定を締結した。この協定は、両校の教育・研究および学術交流を図ることを目的に結ばれたもので、内容は次の通り。
・専任教員および研究者の相互受け入れ
・学部学生および大学院学生の相互受け入れ
・学部学生および大学院学生の杏林大学外国語学部もしくは大学院国際協力研究科への受け入れ
・学術情報・学術資料の交換
・共同研究・会議・教育活動の推進

 昨年9月北京大学から招聘を受けて、杏林大学の松田博青理事長と塚本慶一外国語学部教授が北京大学日本語MTI(通訳翻訳修士課程)センター開校式典に出席した。その際、松田理事長は式典で祝辞を述べ、その後、北京大学の李岩松副学長との会談に臨んだ。会談では、大学間の交流研修や共同研究を進めていきたいとの要望が双方から提案され、今回の協定調印が実現した。
また、北京大学と学術交流を続けてきた塚本教授は同センターの名誉センター長に就任した。

 今回の協定調印を機に、両総合大学間の交流研修や共同研究が進められていくことになる。特に、北京大学は、杏林大学の通訳翻訳研究コースにとりわけ強い関心を示しており、日中通訳・翻訳分野中心の交流・協力をさらに広げ、交換留学などを通じて、お互いに刺激を与えながら、世界で活躍できる通訳・翻訳者を養成していくことが期待されている。

(参考)
 http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00003/201304042/ 

▼本件に関する問い合わせ先
 杏林大学 国際交流センター
 TEL: 042-691-0011(代)