工学院大学

工学院大学が、産学連携開発による4Kテレビ向けの高精細な超解像技術をSID2013へ出展――理論的限界を超えた最新技術を世界最大のディスプレイ学会で発表

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工学院大学(東京都新宿区、学長:水野明哲) 情報学部情報デザイン学科 合志清一教授の研究グループは、株式会社計測技術研究所(神奈川県横浜市、代表取締役社長:田中忠雄)と共同で、5月19日~24日にカナダ・バンクーバーで開催されるSID2013(The Society for Information Display)に出展する。

 出展するSID2013は、ディスプレイ技術に関する世界最大の学会でもあり、今回、合志清一教授の研究グループと計測技術研究所は、共同開発によるHDから4Kへのアップコンバート+工学院超解像(FE超解像変換)を実装した「FEシリーズ」の技術を、製品と共に紹介する。
 ●FEシリーズ詳細情報 http://www.keisoku.co.jp/vw/product/visualware/custom/fe-up4k.html 
 ●株式会社計測技術研究所  
 http://www.keisoku.co.jp/

【ハイビジョンから4Kテレビなどの拡大画像に適用可能な先進的な超解像技術】
 共同開発した超解像技術は、従来の理論的限界を超える高精細化をはかり、ハイビジョンから4Kテレビなどの拡大画像への適用を可能にした。この技術は、従来用いられてこなかった非線形信号処理を施すことで、ナイキスト周波数を越える高精細成分の再生を行い、かつてないレベルに至る、ボケ感のない鮮明な高解像度画像の生成を実現している。そして、その特長でもある非常に軽い信号処理により、機能を簡略化することなく映像のリアルタイム処理が可能となる。
 計測技術研究所では、この超解像技術を採用して、FE超解像アルゴリズムを世界で初めて搭載したリアルタイム・ビデオ・コンバータFEシリーズとして製品化している。

【合志教授 同展示会においてプレゼンテーション、国際学会シンポジウムで論文を発表】
 合志教授の他に、工学院大学情報学部情報デザイン学科の学生も会場で説明を担当する。

◆SID2013の出展情報
 Display Week 2013 5/19~24(ブース#647) 
 http://www.displayweek.org/

◆Exhibitors' forum presentation (Exhibit Hall B)
 5/22 11:30~11:45 F4.4 「Real-Time Up-Converter from HDTV to 4K with Super-High Resolution」
 (合志教授による超解像理論プレゼンテーション)
 5/22 11:45~12:00 F4.5 「HD Expansion to 4K and Super-Resolution」
 (合志教授によるFEシリーズに関するプレゼンテーション)


◆Symposium (Ballroom A)
 5/23 10:40~12:00 Session 42 「Real-Time Up-Converter from HDTV to 4K with Super Resolution」
 (合志教授による超解像理論発表)

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:佐野・山口
 〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2
 TEL: 03-3340-1498
 FAX: 03-3340-1648
 e-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp