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京都外国語大学(学長:松田武、京都市右京区)はこのたび、キャンパス内に新たな「自習エリア」をオープンした。これは、学生らの学習機会の拡充や語学学習支援などを目的としたもの。このエリアではノートパソコンやプロジェクターを活用し、国内外の外国人との遠隔ミーティングやグループ学習などを行うことができる。
京都外国語大学は6号館にマルチメディア自習室「MAICO」を設置。コンピューターやDVDなどのマルチメディアを活用して学習できる場を提供している。
同自習室ではグループ学習が可能な部屋を2室設けているが、稼働率が非常に高いため、これまで利用できない学生が続出していた。
こうした状況を打破するため、同大はノートパソコンおよびプロジェクターの貸し出しを開始。フロアの空きスペースに設置された机や椅子、スクリーン対応ホワイトボードを利用してグループ学習が行える「自習エリア」を整備した。
このエリアではノートパソコンおよびプロジェクターを用いて海外の協定大学との「遠隔ミーティング」を行うことが可能。同大の「遠隔授業」とは異なり、専用システムが不要なため、空き時間などを利用して気軽に国内外の外国人とコミュニケーションを図ることができる。
外国語学習において、授業時間外での外国人との交流は必要不可欠である。学生らは「いつでも、どこでも、だれでも」日本にいながらにして外国に触れることができる場として「自習エリア」を活用。遠隔授業時に交流している海外の学生や外国人教員が授業中に紹介した国内外の外国人と、インターネットを介して交流を深めている。
▼本件に関する問い合わせ先
京都外国語大学マルチメディア教育研究センター
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-322-6210
FAX: 075-322-6753