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東邦大学医療センター佐倉病院が6月29日に、市民公開講座「ロコモティブシンドロームと運動器不安定症 ~ロコモ予防で健康寿命を延ばしましょう!~」を開催

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東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の人々に向けた公開講座を毎月開催している。6月29日(土)は「ロコモティブシンドロームと運動器不安定症」をテーマに取り上げ、「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)の中でも特に多いとされる「骨粗しょう症」や「変形性膝関節症」に関する診断や治療をはじめ、こうした症状を予防するための体操などについて専門医2名が解説する。予約不要、受講料無料。

 「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉、動きの信号を伝える神経などが衰えて「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまうこと、または、そのリスクが高い状態のこと。略して“ロコモ”といわれ、その患者は全国に約4,700万人いるといわれている。今回は“ロコモ”の中でも最も多い、骨がスカスカになる「骨粗しょう症」、膝の関節軟骨がすり減る「変形性膝関節症」について分かりやすく解説する。詳細は以下の通り。

◆市民公開講座「ロコモティブシンドロームと運動器不安定症 ~ロコモ予防で健康寿命を延ばしましょう!~」概要
【日 時】6月29日(土)14:00~16:00(開場13:30)
【場 所】東邦大学医療センター佐倉病院 東棟7階 講堂

【講演内容】
●講演1 「ロコモティブシンドローム・運動器不安定症の概念、骨粗鬆症の話」
 中島 新 (整形外科 准教授)
 骨粗鬆症は全国で1,000万人以上もいるといわれています。放置すれば背骨や脚の付け根(大腿骨頚部)の骨折をおこし、寝たきりの原因にもなります。この講演では、骨粗鬆症に関する正しい知識をつけていただき、骨折をおこさないようにするにはどうすれば良いのかを分かりやすく解説します。

●講演2 「変形性関節症とロコモティブシンドローム予防の運動(ロコトレ)」
 齊藤 雅彦 (整形外科 助教)
 変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みを起こしロコモの原因となる病気です。この講演では変形性膝関節症について正しい知識をつけて頂き、予防のためにご自宅で行える体操、ロコトレを分かりやすく解説します。

【定 員】200名
【その他】予約不要、受講料無料、駐車場無料対応
【後 援】印旛市郡医師会 佐倉地区医師会 佐倉市

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学医療センター佐倉病院 事務部総務課
 〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
 TEL: 043-462-8811(代表)
 http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/28247/index.html

1531 過去の公開講座の様子