東邦大学

東邦大学が7月26日~28日まで高校生対象の体験型プログラム「理科教室」を開催――7月10日まで参加者を募集

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東邦大学理学部(習志野キャンパス/船橋市三山)は毎年、夏休みに高校生を対象とした体験型プログラム「理科教室」を開催している。これは、理科の実験や野外実習を通して、各学科の研究内容への理解を深めてもらうことを目的としたもの。今年は化学や生態学などに関するプログラムを用意している。いずれも参加費無料、要申し込み。応募締め切りは7月10日(水)。

 東邦大学理学部の「理科教室」では、分析機器を使った実験や野外生態調査など、同学部ならではのプログラムを開催。科学の面白さを体感できるこのイベントは毎年好評を博しており、参加した高校生からは「高校では使わないような実験器具や聞いたこともない薬品など、初めてのものがたくさんあり、先生の説明も分かりやすくとても楽しかったです」「手順や方法などとても分かりやすかったです。ちょうど将来このような方面の研究がしたいので、とても参考になりました」といった声が寄せられている。

 今年は野菜を使った色素の実験やカメの生態調査など、化学や生態学に関するプログラムを用意している。詳細は以下の通り。

◆Aコース 「緑黄色野菜から色素を取り出してみよう」
【日 時】
 7月26日(金)、27日(土) 9:30~16:30
 ※両日とも同じ内容で行います。
【対象・定員】高校生 各日15名 (先着順)
【会 場】東邦大学 習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)
【内 容】
 担当講師:佐々木 要 (理学部化学科 講師)
 緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンと呼ばれる色素は、私たちの体内でビタミンAに変換される、生命の維持に重要な栄養素です。いったいどのような色をしているのでしょうか。クロマトグラフィという手法で、実際に野菜から取り出してみましょう。

◆Bコース 「高分子の不思議な性質を体験しよう」
【日 時】7月26日(金)、27日(土) 9:30~16:30
※両日とも同じ内容で行います。 
【対象・定員】高校生 各日10名 (先着順)
【会場】東邦大学 習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)
【内 容】
 担当講師:石井 淳一(理学部化学科 講師)
 ポリビニルアルコールという環境に優しい高分子を利用して偏光フィルムを作製したり、衣料に使われるナイロン繊維などを合成したりして、高分子の不思議な世界を体験しましょう。

◆Cコース 「カメに学ぶ野外生態学」
【日時】7月27日(土)・28日(日)
※27日は12:00~17:00、28日(日)は9:00~17:00
【対象・定員】高校生 10名 (先着順)
【会場】江川湿地、利根運河(野田市)
※備考 
・現地集合、現地解散です。
・2日間連続で参加してください。

【内 容】
 担当講師:長谷川雅美(理学部生物学科 教授)
 身近な生態系の科学的理解を目標に、千葉県野田市の江川湿地及び利根運河に生息するカメ類の野外生態調査を行います。河川の生態系を構成する環境と生物(特に淡水性カメ類)の関係、食物連鎖からみた生物の相互関係を学習し、生態系の理解を深めます。高校生と大学生が、野外調査を通じて交流し、学習意欲の相互向上を図ります。

【各コース申込方法】
 ホームページの申込フォームにて必要事項を入力の上、送信。
 ※締切2013年7月10日(水)まで
 ※定員に達し次第締め切ります。

【イベントURL】
 http://www.sci.toho-u.ac.jp/eventinfo/29908/029948.html

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 習志野学事部 入試広報課
 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
 TEL: 047-472-0666
 FAX: 047-479-5661
 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp

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