日本映画大学

日本映画大学が9~11月までシニア層の俳優育成ワークショップ「俳優大学 ~50歳からはじめる俳優体験~」を開催

大学ニュース  /  産官学連携  /  生涯学習  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

日本唯一の映画の単科大学である日本映画大学(川崎市麻生区)は9~11月まで、シニア層の俳優育成ワークショップ「俳優大学 ~50歳からはじめる俳優体験~」を開催する。これは、シニア層における俳優育成分野の開拓を目的に、映画人の育成を手がける株式会社「映画24区」(本社:東京都渋谷区/代表取締役:三谷一夫)と共同で行うもの。同大のある神奈川県川崎エリアに住む50歳以上の市民を対象として、演劇形式のレッスンを中心に全2日間の授業を行う。第1回目は9月2日(月)・3日(火)に開催予定。

 株式会社「映画24区」は、映画の企画および制作、CM、VP、PVなどの制作を行うほか、俳優や脚本家、ビジネスプロデューサーなど、映画界で活躍できる人材を育成することを目的としたワークショップを開催している。

 このたび日本映画大学が映画24区との連携により開催するワークショップは、初年度における試行期間として9月、10月、11月の3回に分けて実施。演劇形式のレッスンを中心とした全2日間の授業を行う。会場は学内のトレーニングルームを利用する。生徒は50歳以上の男女であれば演技経験がなくても受け入れる。12月には発表会(配役オーディションあり)を予定しているほか、同大や映画24区が製作する映画に出演する機会も用意している。

 総合監修は、映画監督・脚本家である同大の天願大介教授。また、同大の前身である日本映画学校の俳優科を支え、“ウッチャンナンチャンの生みの親”としても有名な河本瑞貴氏、および「劇団黒テント」出身で現役俳優の井村昂氏が講師として指導にあたる。現場の運営・管理はプロの俳優や脚本家育成において実績のある映画24区が行う。

●天願大介氏(日本映画大学学科長/教授)からのコメント
 「演技する」ことは人間が生まれつき持っている能力です。訓練すれば誰でも俳優になれます。舞台に立って客席を眺めたとき、あなたの人生は確実に変わるでしょう。

●三谷一夫氏(映画24区代表)からのコメント
 映画業界の中で年配の役がきちんとできる俳優は限られています。役者としてのキャリアはなくても、人生経験豊富な方だからこそ表現できることは必ずあるはずで、今回を期に、この新しいシニア層の俳優市場が活性化していくことを期待しています。

【訂正】 7月5日 募集期間などに関する表記に関しまして、一部記載を削除しております。(大学通信)

▼本件に関する問い合わせ先
 株式会社映画24区 担当:長岐
 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-20-8-BF
 TEL: 03-3497-8824
 FAX:  03-3497-9824
 Mail: info@eiga24ku.jp
 映画24区公式サイト http://eiga24ku.jp/