東洋学園大学

東洋学園大学が7月20日に高校教員対象の「CLIL」の研修会を開催――教科科目を英語で指導するメソッドを紹介

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東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:東京都文京区 理事長:江澤雄一)は7月20日(土)、高等学校の英語教員を対象に、英語で授業を行うメソッド「CLIL」(Content and Language Integrated Learning)に関する研修会を開催する。これは、今年度から実施となった文科省の新学習指導要領で、高等学校の英語の授業を英語で指導することが定められたことによるもの。当日は同大の非常勤講師、山野有紀氏がCLILに関する事例紹介および質疑応答を行う。また、2014年度にスタートする同大独自の教育プログラム「国際キャリアプログラム」(ICP)の説明会も同日開催する。参加費無料、要事前申し込み。

●高等学校では平成25年度より英語の授業を英語で行うことが基本に
 平成25年度より、文科省が発表した「新学習指導要領」が高等学校でも全面実施される運びとなった。同要領では、高等学校の英語に関する各科目について「授業は英語で指導することを基本とする」ことが明記されている。これにより、高等学校の英語教員の「英語で授業を行う方法論」に対するニーズが高まっている。

 こうした中、東洋学園大学では教科科目を英語で指導するメソッド「CLIL」(Content and Language Integrated Learning)についての研修会を開催。現代に求められている「国際社会を生き抜く人材」を育成するために、高等学校および大学の英語教育ができることは何かについて、参加者と同大教員とが互いに情報交換をしながら考える場を提供する。

●英語で教科科目を教える「CLIL」メソッドの実施例を発表:ワークショップで意見交換も
 「CLIL」(Content and Language Integrated Learning)とは、教科科目を英語で学び、語学と教科内容を同時に習得することを目的としたメソッドで、ヨーロッパを中心に普及している。今回の研修会では、小学校で実際にCLILを取り入れた外国語の指導を実践している同大の非常勤講師、山野有紀氏が事例をもとにCLILに関する説明や質疑応答を行う。また、ネイティブ・スピーカー教員ら2名による、英語で授業を行う上で学生のやる気を引き出し、授業の効率および効果を上げるために必要なマテリアルや、高等学校での実践の可能性などについて探るワークショップも予定している。

●2014年スタートの「国際キャリアプログラム」(ICP)説明会も同時開催
 同大は来年度より新たな教育プログラム「国際キャリアプログラム」(ICP)をスタート。同プログラムではほとんどの科目にCLILを導入し英語で授業を行うほか、2年次後期から1年間の海外学部留学を必須とする。研修会当日は同プログラムの説明会も開催し、カリキュラムや留学制度をはじめ、協定校への留学時に学費を給付する奨学金制度、入試などについて詳しく紹介する。

◆CLIL研修会/国際キャリアプログラム(ICP)説明会概要
【日 時】2013年7月20日(土)14:00~17:30
【場 所】東洋学園大学 本郷キャンパス1号館(東京都文京区本郷1-26-3)
 水道橋駅から徒歩7分、本郷三丁目駅から徒歩5分、後楽園駅から徒歩10分

【プログラムとタイムスケジュール(予定)】
●14:05~14:55
 「What is “CLIL”?」
 講師: 東洋学園大学非常勤講師 山野有紀

●15:10~16:10
 ワークショップ「Designing Materials for CLIL」
 講師: 東洋学園大学准教授 Sarah Louisa Birchley/東洋学園大学准教授 Andrew Boon

●16:10~16:30
 「国際キャリアプログラム(ICP)とは?」
 講師:東洋学園大学副学長 原田規梭子

●16:40~17:30
 参加者による情報交換会

【申し込み】
 7月12日(金)までに、氏名(ふりがな)、高校名、住所、電話番号を添えてEメール・電話・FAXでお申し込みください。
●お申込み先 東洋学園大学入試室
 TEL: 0120-104-108/FAX: 03-3811-1964/E-mail: nyushi@of.tyg.jp

(参考記事)東洋学園大学が2014年度より「国際キャリアプログラム」を導入――1年間の海外学部留学と語学力・国際教養力の修得により「真の国際人」を育てる学部横断プログラム
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5049

▼本件に関する問い合わせ先
 東洋学園大学 広報室 (担当:北川・大橋)
 TEL: 03-3811-1783
 FAX: 03-3811-5176
 E-mail: koho@of.tyg.jp
 http://www.tyg.jp