神奈川工科大学

神奈川工科大学が8月27~29日まで「次世代を切り開く科学技術」をテーマに国際シンポジウムを開催――理科好きの子どもを育てるためのワークショップも併催

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神奈川工科大学は8月27日(火)・28日(水)・29日(木)の3日間、先端技術の国際シンポジウムを開催する。これは、同大の創立50周年を記念して行うもの。期間中は「次世代を切り開く科学技術」をテーマに、最新技術の研究発表を行う。また、28日(水)には外国人講師による小中学生向けレゴ体験教育も実施し、理科好きの子どもを育てる教育法をグローバルな視点で討論する。このシンポジウムを通して、次世代の豊かな社会構築に向けた有益な研究がより活発化するとともに、国外を含めた多くの大学・研究者との連携が一層深まることを目指す。参加費無料、要事前申し込み。

 今年、創立50周年を迎える神奈川工科大学は、建学の理念である「科学技術立国」を支える人材を養成し世に送り出すとともに、研究面でも多くの成果を社会に還元してきた。

 同大がこのたび開催する国際シンポジウムでは、同大と連携関係にあるアジア地域の大学研究者や我が国の第一線で活躍する研究者を招き、「太陽エネルギー」「ICT」(情報通信技術)「ロボット」の3分野において研究発表および討論を行う。

 太陽エネルギー分野では、家電同士が通信によって接続される家(スマートハウス)の開発や普及を支援する施設であり、日本で唯一同大に設置されている「HEMS認証支援センター」の取り組みを紹介。また、太陽エネルギーの利用技術やゼロエミッション公共交通システムなど、現在世界的に注目を集めている研究成果を発表する。

 ICTの分野では、遠隔地の空間や仮想空間とのコミュニケーションを人間にとって自然なコミュニケーションとして実現することを目指す同大の「ヒューマンメディア研究センター」、および新しいセキュリティ技術の創出と安全な社会への貢献活動を行う「セキュリティ研究センター」の最新研究成果を発表。そのほか招待講演として、最近ビジネス応用が注目されているビッグデータ解析や「4K」と呼ばれる超高精細映像による臨場感通信、さらに情報セキュリティ分野における最新研究動向を、それぞれ当該分野の第一人者が講演する。

 ロボット分野では、小中学生に対するロボットの教育法について、国内外の教育者や研究者による研究発表および討論が行われる。また、レゴ発祥の地デンマークのレゴエデュケーションアカデミーより講師を招き,小中学生を対象とした「ハンズオンワークショップ」を開催。授業の見学などを通して「理科好きっ子」を育てるための授業法などを探っていく。

 最終日には、海外からの参加大学と研究・教育分野において、アジア地域の特色を生かし、かつ21世紀に相応しい国際交流の在り方について討論を行う。

●開催概要
 http://www.kait.jp/kait_sympo/

●詳細プログラム
 http://www.kait.jp/kait_sympo/PDF/program.pdf

▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川工科大学 国際課 担当:奥田、永来(えいらい)
 〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
 TEL: 046-291-3313
 E-mail: ic@kait.jp
 http://www.kait.jp/
※当日の取材をご希望される場合は、事前にご連絡いただけると幸いです。