東邦大学

東邦大学医療センター大森病院が9月7日に、公開講座「肝がんの治療」を開催――外科・内科のそれぞれの医師がわかりやすく解説

大学ニュース  /  イベント  /  生涯学習  /  地域貢献  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区)は9月7日(土)、「肝細胞がん」をテーマに公開講座「肝がんの治療」を開催する。これは、文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」(※1)の取り組みの一環として開催するもので、東京・千葉7施設合同「がん征圧月間 市民公開講座」(※2)にも参画している。当日は外科と内科それぞれの医師が、「肝がん」の発症からさまざまな治療法までわかりやすく解説をする。参加費無料、事前申し込み不要。

 東邦大学医療センター大森病院(大田区大森西)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を開催している。

 がんは、我が国の死因第1位の疾患であり、国民の生命及び健康にとって重大な問題となっている。9月7日の公開講座では、文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」(※1)の取り組みの一環として、「肝細胞がん」をテーマに2名の医師が外科・内科のそれぞれの立場から、発症のメカニズムやさまざまな治療法などをわかりやすく解説する。

 また同公開講座は、東京・千葉7施設合同「がん征圧月間 市民公開講座」(※2)にも参画している。

(※1)「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」: 文部科学省が手術療法、放射線療法、化学療法その他のがん医療に携わるがん専門医療人を養成する大学の取組を支援する事業。東京大学、横浜市立大学、東邦大学、自治医科大学が連携した「がん治療のブレイクスルーを担う医療人育成」プログラムが採択され、平成24年度からその取り組みを開始。

(※2)「がん征圧月間 市民公開講座」共催施設:東京慈恵会医科大学附属葛飾医療センター、東京慈恵会医科大学附属柏病院、東京医科大学病院、杏林大学医学部付属病院、東邦大学医療センター大森病院、東邦大学医療センター大橋病院、東邦大学医療センター佐倉病院

◆東邦大学医療センター大森病院「肝がんの治療」

【開催日時】
 2013年9月7日(土)
 13:00~14:30頃(開場12:30)

【会場】
 東邦大学医療センター大森病院 5号館地下1階 臨床講堂

【定員】
 120名

【受講料など】
 受講料無料、予約不要

【講師・講演内容】
講演1「外科的立場から」
 金子弘真(東邦大学医療センター大森病院 消化器外科 教授)
 肝細胞がんは肝炎ウイルスと深く関連しているため、肝細胞がんの治療方針を決定するために癌進行度と肝臓の障害度が重要で、それによってさまざまな治療法が選択されます。外科的治療の代表的なものが肝切除術で、最も確実にがんを取り除く治療法ですが、体への負担が大きい治療です。当院は体への負担を少なくするため、世界に先駆け内視鏡手術を開発し、良好な成績を得ています。外科と内科では毎週カンファランスを行い、さまざまな治療法の中から個々の患者に適した治療を行っています。今回は当院を例に治療法を説明します。

 講演2「内科的立場から」
 永井英成(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科 講師)
 日本の5大がんの一つである肝細胞がん。どのような人に発症し、どのように発がんを抑止するのかをお話しすると共に、早期肝細胞がん治療と切除不能な進行肝細胞がん治療について、当科の治療成績も含めてお話しします。

【公開講座URL】
 http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/kokai_koza/kokai_koza_2013_index/2013.html 

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学医療センター大森病院 総務課  
 〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 
 電話: 03-3762-4151(代表)

3664 公開講座の様子