駒沢女子大学

駒沢女子大学が駒沢女子大学博物館学実習館において10月19日・20日に展覧会「日本の化粧」を開催――舞踏集団「大駱駝艦」によるパフォーマンスも

大学ニュース  /  イベント  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

駒沢女子大学は、駒沢女子大学博物館学実習館において(東京都稲城市/学長:光田督良)10月19日(土)・20日(日)、展覧会「日本の化粧」を開催する。これは、日本における「化粧」の変遷や現代の化粧、日本の舞台芸術や芸能での化粧の効果および意味について紹介するもの。また、10月20日(日)には舞踏集団「大駱駝艦」によるパフォーマンスも予定。化粧に関する道具の実物や写真の展示、舞踏の上演などを通じて、近年意識されることが少なくなった「日本人の美意識」を再認識する機会を創出することを目指す。入場無料、事前申し込み不要。

 駒沢女子大学博物館学実習館は、学芸員の資格を取得するために必要な「博物館実習」を行うことを目的として2004年にオープン。展示ケースや照明装置など、一般の博物館と同じレベルの展示施設を備えている。

 このたびの企画展では、日本における「化粧」の変遷と現代の化粧、日本の舞台芸術や芸能での化粧の効果および意味について紹介する。
 古来、人々は化粧をすることに大きな意味と役目を見出してきた。化粧とは本来「けわい」と読み、「美しくなること」だけではなく、所作や作法、マナーを含めた「そのためにやるべきことすべて」を表す言葉として、より広い意味で使用されていた。
 しかし現在、魔よけや宗教、強さ、職業などといった、化粧の持つさまざまな意味は失われ、単に「美しくなること」だけを目的として行われている。また、個性を重視する現代では、化粧をする意味も大きく変化してきている。

 当日は化粧に関する道具の実物や写真の展示、舞踏集団「大駱駝艦」によるパフォーマンスなどを通じて、近年意識されることが少なくなった「日本人の美意識」を再認識する機会を創出することを目指す。

◆展覧会「日本の化粧(けわい・けしょう)」概要
【日 時】2013年10月19日(土)~20日(日) 10:00~16:00
【会 場】
 駒沢女子大学博物館学実習館 
 〒206-8511東京都稲城市坂浜238番地
【展示内容】
 1.「けわい」の歴史: 化粧(けわい)の歴史を年表と共に実物や写真で展示。
 2.(けわいから)けしょうへ: 現代化粧品の広告や実物を展示。
 3.日本の舞台芸術における化粧: パネルや写真などで紹介。
【展示品所蔵】武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室
【主 催】駒沢女子大学
【企 画】2013年度駒沢女子大学博物館学実習生
【協 力】大駱駝艦、武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室、伊勢半本店 紅ミュージアム
【入 場】無料
【申込方法】事前申し込み不要です。直接会場へお越しください。

◆関連催事 舞踏集団「大駱駝艦」によるパフォーマンス ※観覧無料
【日 時】2013年10月20日(日)13:00~、14:00~(各回とも約10~15分)
【場 所】駒沢女子大学博物館学実習館
【出 演】
 我妻恵美子、塩谷智司(大駱駝艦)
※今回の展示内容のひとつ、「日本の舞台芸術における化粧」を身近に体感していただくために、大駱駝艦による舞踏を上記日時・場所にて開催いたします。大駱駝艦は、1972年に、麿赤兒(まろあかじ)氏が創設した舞踏集団で、その独創的な上演内容が、国内外を問わず高い評価を受けています。現代風な舞台化粧を特徴とした舞踏の世界を、本展示会に合わせてどのように演出してくるのか、期待が寄せられるところです。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人 駒澤学園
 IR・広報部
 〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地
 Tel: 042-350-7212(直通)
 Fax: 042-331-1919
 E-mail: prkomajo@komajo.ac.jp

4523