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東邦大学薬学部が10月5日に、第56回公開講座「うつ病―うつ病になってしまったら、うつ病にならないために―」を開催

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東邦大学薬学部(千葉県船橋市・習志野キャンパス)は10月5日(土)、第56回公開講座「うつ病―うつ病になってしまったら、うつ病にならないために―」を開催する。これは、発症メカニズムが詳しく解明されておらず、間違った認識も多いうつ病に関して、正しい理解を広めることを目的として行うもの。当日はうつ病の薬物治療の基礎知識や、うつ病の発症の要因などについて解説する。参加申し込み不要、参加費無料。

 東邦大学薬学部では1985年から、一般の人を対象に「薬と健康の知識」をわかりやすく伝えることを目的として、定期的に公開講座を開催している。現在は一般の人のみならず、地域の薬剤師に対する生涯教育の場としても大きな役割を果たしている。

 うつ病をはじめとする精神疾患は、発症メカニズムについて未だ不明な点が多い。そのため「個人の心の弱さに原因がある」といまだに理解されていることや(実は遺伝的な「なりやすさ」がある)、「うつ病」と「躁うつ病」が混同されているなど、さまざまな誤解があるのが現状。
 今回の公開講座では「うつ病」という精神疾患を、基礎研究および臨床研究の両側面から解説し、正しい知識と理解を深める。その上でうつ病にならないよう避けるために、またはなってしまった際に向かい合うために、適切な対応についても考えていく。詳細は以下の通り。

◆第56回東邦大学薬学部公開講座
「うつ病―うつ病になってしまったら、うつ病にならないために―」
【日時】
 10月5日(土) 13:30~16:30
【場所】
 東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)
【費用、申し込み】
 参加申し込み不要、参加費無料 ※その他:手話通訳あり

【講演タイトル・演者】
●演題1 「うつ病の薬物治療の基礎知識」
 吉尾 隆氏(東邦大学薬学部 臨床薬学研究室/教授)

●演題2 「うつ病発症における遺伝的要因と環境的要因の関わり」
 鍋島 俊隆氏(名城大学薬学部 地域医療薬局学講座/特任教授)

●演題3 「うつ病の知識と対応」
 野村 総一郎氏(防衛医科大学校病院/病院長)

※詳細は薬学部webサイト: http://www.phar.toho-u.ac.jp/event/kokai_koza.html 

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 習志野学事部 入試広報課
 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
 TEL: 047-472-0666
 FAX: 047-479-5661
 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp