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空の旅を健康面から支える――東邦大学羽田空港クリニックが東京消防庁 蒲田消防署から感謝状

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東邦大学羽田空港クリニックは、救急医療週間にあたる2013年9月10日に、東京消防庁 蒲田消防署から救急業務協力者として表彰され、感謝状の贈呈を受けた。これは、羽田空港クリニックが行っている空港の利用客や職員に対する日頃からの医療・救急活動が評価された結果となる。

 東邦大学は、東京の空の玄関口である東京国際空港(羽田空港)に最も近い大学病院を有する大学として、2005年に「東邦大学羽田空港クリニック」を開院した。さらに、2010年には羽田空港国際線旅客ターミナルの開業に伴い「東邦大学羽田空港国際線クリニック」を開設。羽田空港は年間6500万人以上の旅客利用があり、クリニックでは旅客の人々はもちろんのこと、羽田空港で働く3万人もの人々の健康を支えている。

 このたび東邦大学羽田空港クリニックは、蒲田消防署より「多年にわたり救急業務に深い関心を示し、その充実と発展に積極的に協力するなど、救急行政の推進に貢献した」団体として表彰された。感謝状を拝受した籾山浩一 羽田空港クリニック所長は、「2005年の開院以来、空港内の医療機関として日頃からの堅実な活動の積み重ねが評価されたと思います。全面的にバックアップしていただいている東邦大学医療センター大森病院および羽田空港クリニックに関わった全てのスタッフに感謝申し上げます。」と語る。

 羽田空港クリニックは、空港側の要望に応えるかたちで開設されたが、同大としては羽田空港の最寄りの大学病院として使命を感じて出所している。空港ターミナル内の医療機関として、旅行者特有の病気や空港で働く人々の健康管理に対するノウハウや多くの知見を持ち合わせており、緊急時には、東邦大学医療センター大森病院の全面バックアップのもと、24時間迅速に高次な医療を提供し対応できることが最大の特長である。

 さらに、空港は他所から持ち込まれてしまう病原体が拡散する起点となってしまうことから、「感染症」についての研修会を空港関係者向けに開催するなど、空港ならではの事象に対する予防啓発活動も精力的に行っている。

 2020年の東京オリンピックの開催もあり、羽田空港はその玄関口として今後ますます世界・日本各地からのさまざまな来訪客で賑わうことが予想される。東邦大学羽田空港クリニックでは、今後の空港環境のさまざまな変化に関わらず、これまでと変わりなく多くの空港利用者に、医療の側面からよりよいサービスを提供していく所存である。

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 法人本部 経営企画部
 〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16  
 E-mail: press@toho-u.ac.jp
 TEL: 03-5763-6583  
 FAX: 03-3768-0660

4590

4591 (左)盛田俊介 東邦大学医療センター大森病院 副院長(中央)籾山浩一 東邦大学羽田空港クリニック 所長(右)竹間美沙 東邦大学羽田空港クリニック 主任看護師

4592 羽田空港クリニック

4593 羽田空港国際線クリニック