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九州工業大学提案の深宇宙通信実験機「しんえん2」が、平成26年秋期に打ち上げ予定の「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとして合格

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九州工業大学提案の深宇宙通信実験機「しんえん2」はこのたび、平成26年秋期に打ち上げ予定の「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとして合格。炭素繊維強化熱可塑樹脂(CFRTP)による宇宙機の製作・宇宙利用実証や、通信手段としてアマチュア無線で使用している周波数帯を利用し、世界中のアマチュア無線家と連携しながら、月軌道周辺にある超小型宇宙機との通信技術を獲得するなどの成果が期待される。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した平成26年秋期に打ち上げ予定の「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとして、九州工業大学大学院 工学研究院 先端機能システム工学研究系 奥山圭一教授が鹿児島大学と共同で提案した深宇宙通信実験機「しんえん2」が合格した。
 この提案では、炭素繊維強化熱可塑樹脂(CFRTP)による宇宙機の製作・宇宙利用実証や、通信手段としてアマチュア無線で使用している周波数帯を利用し、世界中のアマチュア無線家と連携しながら、月軌道周辺にある超小型宇宙機との通信技術を獲得するなどの成果が期待される。
 さらに、これまでに実証されていない、地球から300万km以遠の深宇宙との通信技術の獲得を目指す。

▼本件に関する問い合わせ先:
 九州工業大学総務課広報企画係
 TEL: 093-884-3007
 E-mail: sou-kouhou*jimu.kyutech.ac.jp(*を@に変えてお送りください)

4639 深宇宙通信実験機「しんえん2」外観図