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佛教大学宗教文化ミュージアムが1月25日、歴史上初となる仁和寺への早池峰神楽(ユネスコ無形文化遺産)の奉納を実施

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佛教大学宗教文化ミュージアムは1月25日(土)に、岩手県花巻市の早池峰神楽(ユネスコ無形文化遺産)の仁和寺(ユネスコ世界遺産)への奉納および正式参拝を実施する。

 早池峰岳神楽が奉納されている早池峰神社は、明治の神仏分離まで岳妙泉寺(たけみょうせんじ)という寺院であり、仁和寺の直末寺だったが、神仏分離以降は仁和寺との関係はなくなっていた。この企画で、早池峰岳神楽が近世以来となる仁和寺正式参拝、歴史上初めてとなる神楽奉納を行うことになる。
 なお、この企画は本学通信教育課程の学生であった岩手県在住の中嶋奈津子氏(佛教大学通信教育課程大学院博士後期課程文学研究科修了、現在は本学非常勤講師)が、早池峰神楽の研究をしていたことがきっかけとなり、同大歴史学部八木透教授(民俗学)のコーディネートで実現したもの。

~早池峰神楽について~
 早池峰神楽は、岩手県花巻市大迫町・早池峰神社の岳神楽と大償神社の大償神楽の2つの神楽の総称。早池峰山を霊場とする山伏たちによって代々舞い継がれてきたと言われ、東北を代表する山伏神楽である。早池峰神社は少なくとも500年以上前にはすでに成立していたと考えられている。早池峰神楽は1976年には国指定重要無形民俗文化財に登録、そして2009年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

【日 程】 2014年1月25日(土)
【場 所】 仁和寺(〒616-8092 京都市右京区御室大内33)
【内 容】
14:30 仁和寺正式参拝[金堂]
15:15 早池峰神楽解説[本坊大内の間] <一般非公開>
       解説:八木 透(佛教大学歴史学部教授)
          中嶋 奈津子(佛教大学非常勤講師)
16:00 早池峰神楽奉納[本坊大内の間] <一般非公開> 
18:00 終了


※取材を希望されます場合は、ご連絡願います。
※1月26日(日)には佛教大学宗教文化ミュージアムでも早池峰神楽を実演いたします。

▼本件に関する問い合わせ先
 佛教大学 広報課 (担当:米林・桝井・米田)
 〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
 TEL: (075)493-9050(直通)・(075)491-2141(代)
 FAX: (075)493-9040