武蔵野大学

武蔵野大学生らが2月7日に北海道・東川町の新図書館建設計画案を発表――マーケティングを学ぶ学生が1年間の調査研究成果を同町長らにプレゼンテーション

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武蔵野大学(東京都江東区:寺崎修学長)は2月7日(金)、北海道・東川町の新図書館建設計画について、行政および住民に向けた提案を行う。これは、マーケティングの理論および実践を学び、企業へのマーケティング・レポートの提出やブランディング戦略の提案に取り組む同大の「ブランディング・マーケティングゼミ」に所属する学生らによるもの。当日は「貸借」「学習」「コミュニケーション」「情報発信」など図書館の基本機能に加え、東川町の強みを踏まえた企画を発表する。またロゴマークなど、東川町のブランドイメージの構築についても提案する予定。

 武蔵野大学と東川町は、昨年度から公務員希望者を対象とした長期インターンシップの実施など「域学連携」の取り組みを続けている。このたび、今年度新たに開講した同大の「ブランディング・マーケティングゼミ」(※)に対し、東川町より新図書館建設に関する企画提案の依頼があった。

 同ゼミ生らは、東京近郊の図書館を30件以上回り、利用実態の調査や利用者へのインタビューなどを実施。また、夏期休暇を使って実際に東川町を訪問し、各種の現状調査に加え、2回にわたる町民からのヒアリングを行った。これらの調査結果を基に議論を重ね、昨年11月に東川町教育委員会に対して第1次提案を行い、今回の最終提案が完成した。

 最終提案は、図書館の基本機能である「貸借」「学習」「コミュニケーション」「情報発信」に関するものに加え、東川町の強みを踏まえた「東川町ならでは」の内容や、学生らしい若い感性を活かした大胆な企画が盛り込まれた内容となっている。また当日は、ロゴマークなど、東川町のブランドイメージの構築についても提案する予定。
 なお、東川町からは、松岡市郎町長をはじめ、教育委員会林万里教育長、図書館建設委員会や町役場の職員らが出席予定となっており、利用者目線での質疑応答が予想される。

◆プレゼンテーション概要
【日 時】平成26年2月7日(金) 15:00~
【場 所】東川町役場庁舎内(北海道上川郡東川町1丁目16-1)
【担 当】北海道東川町教育委員会 教育課(電話:0166-82-2111 内586)
【出席者】東川町長 松岡市郎氏、東川町教育委員会教育長 林万里氏、図書館建設委員 ほか
【北海道・東川町とは】
 北海道最高峰、旭岳の麓に位置する。北海道で初めて景観行政団体に指定されたほか、「写真甲子園」イベントを企画するなど町おこしにも積極的。北海道内で数少ない人口増加地域として注目を集めている。

※武蔵野大学 ブランディング・マーケティングゼミ
 学部・学科の枠にとらわれない、主にキャリア開発を目的としたサブ・メジャー(副専攻)の産学連携ゼミ。ほかに「ホスピタリティ産業ゼミ」「SNSマーケティングゼミ」「地方行政・図書館司書ゼミ」「教育インターンシップゼミ」などを開講している。今年度は、グローバル・コミュニケーション学科、政治経済学科、環境学科都市環境専攻など5学科10名の学生が所属。

●産学連携ゼミ・長期インターンシップ
 http://www.musashino-u.ac.jp/career_international/career_education.html#page5

▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 企画部 企画・広報課(担当:浜崎、足立)
 TEL: 03-5530-7403
 FAX: 03-5530-3818
 E-mail: kouhou@musashino-u.ac.jp