東洋学園大学

東洋学園大学現代経営学部のゼミが岩谷マテリアル株式会社と連携――グッドデザイン賞を輩出する同社ブランド「I’mD」向けの商品を「収納」をテーマに企画・提案

大学ニュース  /  産官学連携

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東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷 理事長:江澤雄一)の現代経営学部現代経営学科の「新商品企画開発ゼミ」(菅野洋介専任講師)はこのたび、岩谷マテリアル株式会社と産学連携を実施。グッドデザイン賞に輝いた製品を数多く有する同社のライフデザインプロジェクトによるブランド「I’mD」の担当者らに対し、新商品の企画・開発に取り組む同ゼミ所属の3年生が「収納」をテーマに企画・デザインを行った新商品のアイデアを提案した。

■産学連携で企業におけるデザイン活動を学び、デザイン思考を身につける菅野ゼミ
 東洋学園大学現代経営学部では、「現代」「都心」をキーワードに、東京ドームの目の前という東京・本郷キャンパスの立地を活かして「旬」の企業や事例を研究するケーススタディや外部の企業実務家による講演などを積極的に行い、現代社会を生き抜く力を養うことを目的としている。
 菅野洋介専任講師の担当する「新商品企画開発ゼミ」(科目名:専門応用演習)は、企業における製品開発事例を通して商品、サービス、組織や戦略など、ビジネスにおける幅広い意味でのデザイン活動を学びデザインを行う作業を体験することで、問題点の発見、解決策の発想・表現といったデザインの流れやデザイン的な思考力を身につけ、新商品の企画や開発を行うゼミナールとなっている。
 このたび、同ゼミの実際のデザイン体験の機会として、岩谷マテリアル株式会社の協力により、同社のライフデザインプロジェクトとのコラボレーションを実施する運びとなった。

■グッドデザイン賞を輩出するライフデザインプロジェクト“I’mD”向け新商品を企画
 岩谷マテリアル株式会社のライフデザインプロジェクトによるブランド「I’mD」は、主にプラスチックを原料とする日用品で、機能性を備えたシンプルなデザインの製品ラインナップが特長。これまでにも、ゴミ箱“Kcud<クード>”をはじめ、グッドデザイン賞を受賞した製品を多数生み出してきた。

 今回の産学連携では、同ブランドの製品としての商品化を目指し、「収納」をテーマとした新商品の企画・デザインを実施。学生らは約4カ月という開発期間の中で、3~4人ずつのチームに分かれて収納にまつわる現状を調査し、問題点の発見とそれに対する解決法の提案として、学生ならではの着眼点と自由な発想で「タオルの収納」「教科書とプリントの収納」「卓上小物の収納」という3つのアイデアを提案。実際に原寸大のプロトタイプ(試作品)の制作を行った。

 2月3日(月)に行われた最終プレゼンテーションでは、上記についての提案を発表。当日は岩谷マテリアル株式会社のライフデザインプロジェクトに関わる開発責任者や営業担当者に加え、樹脂成型品グループや産業資材グループの管理職ら7名が参加し、デザインコンセプトやターゲッティングなどの企画内容をはじめ、実際の制作コストや流通販売経路、プレゼンテーションの方法など商品企画に必要なポイントをプロの視点で評価・検討した。

▼本件に関する問い合わせ先
 東洋学園大学 広報室 (担当:北川・大橋)
 TEL: 03-3811-1783
 FAX: 03-3811-5176
 E-mail:koho@of.tyg.jp
 http://www.tyg.jp


5042 東洋学園大学_新商品開発ゼミ(1) タオル収納のプレゼン

5043 東洋学園大学_新商品開発ゼミ(2) 教科書とA4ファイル収納のプレゼン

5044 東洋学園大学_新商品開発ゼミ(3) 岩谷マテリアルによる講評

5047 岩谷マテリアル株式会社「I\'mD」のロゴ