京都外国語大学

京都外国語大学の現代社会研究ゼミが京福電鉄と連携し、地元の人々の笑顔で作る「嵐パトモザイクアートプロジェクト」を開催中――3月に同電鉄各駅で展示

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京都外国語大学(京都市右京区)の「現代社会研究ゼミ」(担当:高島知佐子講師)はこのたび京福電気鉄道と連携し、「嵐パトモザイクアートプロジェクト」を開催する。これは、地域コミュニティーの活性化やまちづくりを推進する同大の「右京区改新会議」の活動の一環として行うもの。右京区の人々の笑顔の写真とコメントを集め、地元で絶大な人気を誇る路面電車「嵐電パトトレイン」の絵をモザイクアートで作り上げる。2月25日(火)まで写真を募集し、完成した作品は3月に京福電鉄の各駅や右京区内の施設で展示予定。

 「嵐電パトトレイン(通称:嵐パト)」は、京都外国語大学の所在地である右京区を主に走る京福電鉄の路面電車「嵐電(らんでん)」のデザイントレインの一種。まちの治安を守るシンボルでもあるパトカーがデザインされており、地元で絶大な人気を誇っている。

 現代社会研究ゼミは2013年6月、一か月にわたり「嵐パトコラボ商品キャンペーン スタンプラリー」を実施した。これは嵐パトをテーマにしたコラボ商品を嵐電沿線の店舗に開発してもらい、それらの店を巡ってスタンプを集めると嵐電を貸し切りにすることができたり、嵐電グッズをもらえたりするイベント。さらに、商品売り上げの一部を寄付金として地域貢献活動に活用するという目的もあった。
 このスタンプラリーは成功裏に終了。同ゼミは寄付金をもとに行う地域貢献活動について、右京区のさまざまな団体と協議し、検討を重ねた。右京区は年々人口が増加しており、年齢や出身地、家族構成も多様化。人々のニーズや想いもさまざまであることがわかった。そこで、住民らが互いを思いながらまちをよくしていくために、それぞれの考えや思いなどを発信、共有する活動のひとつとして、このたびの「嵐パトモザイクアートプロジェクト」を実施する運びとなった。

◆モザイクアートプロジェクト概要
 右京区に住んでいる人、学んでいる人、働いている人、そして嵐電を利用する人の笑顔の写真で嵐パトを作り展示する。写真は、笑顔のみの写真のほかに、右京区への思いを書いたコメントつきの写真も集める。写真を提供してくれた方、右京区のまちづくりに関心がある方など、みんなが自由に見られる場所に展示し、その思いを共有していく。(詳細は http://comeon-ukyo.jp/ )

【募集時期】2月1日(土)~2月25日(火)まで
(笑顔の写真は一般でも募集。コメントつき写真は学生が地域の公共施設等に出向き撮影)
【展示時期と場所】3月1日(土)~31日(月)(右京区内の公共施設/京福電鉄の各駅でポスターとして展示)
【作品の大きさ】大型作品:サイズは未定(素材は布地を予定)/ポスター作品:B2サイズ

▼本件に関する問い合わせ先
 京都外国語大学・右京区改新会議(現代社会研究ゼミ、担当:高島)
 E-mail:c_takashima@kufs.ac.jp