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金沢大学（石川県金沢市）は3月23日（日）、文化資源学シンポジウム「文化資源学がめざすもの――研究・教育・国際貢献」を開催する。これは、同大が国立民族学博物館および東京文化財研究所と連携・協力に関する協定を締結したことを記念して同日に行うもの。当日は文化庁長官による特別講演やパネルディスカッションのほか、同大国際文化資源学研究センターの成果物の展示などを予定している。入場無料、事前申し込み制（当日参加も可）。
金沢大学では，強い分野をさらに強めるため，人間社会，理工，医薬保健の各研究域に附属センターを設置している。このうち人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターでは，世界各地で消滅の危機に瀕する有形・無形の文化遺産を「文化資源」と捉え、世界を舞台に総合的・多角的な研究活動を展開。さらに，大学院人間社会環境研究科では，文部科学省の博士課程教育リーディングプログラム事業として採択された「文化資源マネージャー養成プログラム」を実施するなど，文化資源学は，同大学の特徴ある教育研究分野の一つとなっている。
こうした教育研究活動をさらに推進するため、このたび国立民族学博物館、および東京文化財研究所と連携・協力に関する協定を3月23日（日）に締結。同日，これを記念してシンポジウムを開催する。
当日は、人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター関連の成果物（『文化資源学研究』『日中無形文化遺産プロジェクト報告書』など）を展示。また、文部科学省平成24年度博士課程教育リーディングプログラム採択事業「文化資源マネージャー養成プログラム」の説明会も実施する。
◆金沢大学文化資源学シンポジウム「文化資源学がめざすもの――研究・教育・国際貢献」概要
【日 時】
2014年3月23日（日）13:30～16:30
【場 所】
学術総合センター 2階中会議場（東京都千代田区一ツ橋2-1-2）
【プログラム】
1．開会挨拶 13:30～13:40 金沢大学長 中村 信一
2．特別講演 13:40～14:40 「東大に文化資源学を立ち上げた目的」 文化庁長官 青柳 正規
3．パネルディスカッション 15:00～16:25
パネラー 文化庁長官 青柳 正規
国立民族学博物館長 須藤 健一
東京文化財研究所長 亀井 伸雄
金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター長 鏡味 治也
金沢大学人間社会研究域フレスコ壁画研究センター長 宮下 孝晴
司会 金沢大学理事（教育担当）・副学長 中村 慎一
4．閉会挨拶 金沢大学理事（研究・国際担当）・副学長 山崎 光悦
【入 場】 無料： 準備の都合上、できるだけ事前参加登録にご協力ください。
【主 催】 金沢大学
【共 催】 大学共同利用機関人間文化研究機構国立民族学博物館、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
▼本件に関する問い合わせ先
金沢大学人間社会系事務部総務課 金沢大学広報戦略室
TEL： 076-264-5448 TEL： 076-264-5024
E-mail： n-somu@adm.kanazawa-u.ac.jp E-mail： koho@adm.kanazawa-u.ac.jp