日本映画大学

日本映画大学が北京電影学院と協力覚書を締結――教育・研究・その他の領域における提携関係を推進

大学ニュース  /  大学改革  /  教育カリキュラム  /  国際交流  /  大学間連携

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

日本映画大学(川崎市麻生区)はアジアの映画大学間の交流に力を注ぎ、2012年に韓国芸術綜合学校映像院(K-Arts)と、2013年には国立台北芸術大学(TNUA)との姉妹校化を実現してきた。このたび荒井晴彦教授を団長とする同大代表団が、中国を代表する映画教育機関である北京電影学院(BFA)を訪れ、張会軍(チャン・フイジュン)院長との間で、教育・研究・その他の領域における両校の提携関係を推進する協約を締結した。

 協約の目的は相互に協力を進め、二大学間における学術的交流を強化すること。両大学は、大学による社会貢献、および大学間の相互支援の重要性を理解し、教員、学生レベルでの交流を促進し、学術研究における情報の共有に努めていく。

協力分野
・教育フォーラムプロジェクト
・芸術的・試行的プロジェクト
・教員短期交換
・学生交換留学

*教育フォーラムプロジェクトに関しては、一方が他方の大学の研究者等を招待し、フォーラム/セミナー/学会/展覧会/パフォーマンス等のプログラムに参加を要請するもので、詳細はテーマ、資金、実施方法などにより異なるため、すべて相互の同意によってのみ実行する。

 北京電影学院は中国のみならず世界を代表する映画大学として知られ、陳凱歌(チェン・カイコー)、張芸謀(チャン・イーモウ)、田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)らの「第五世代」から、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)、王兵(ワン・ビン)らの若手に至るまで、数々の優れた映画人を輩出してきた名門。今後は両校の教員交流、学生交流、セミナーや共同研究を開始し、将来的には日本映画大学が韓国との間で行っている学生共同制作と同様のプロジェクトも実施していきたいと考えている。

 これにより同大は、東アジア3地域(中国・韓国・台湾)を代表する映画大学とのパートナーシップを確立。アジア交流のいっそうの充実を目指していく。

▼本件に関する問い合わせ先
 日本映画大学 入試広報部:須藤
 〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1-16-30
 TEL: 044-951-2511