東洋学園大学

東洋学園大学生が8月4日~6日まで、第2回「大槌大学」を岩手県大槌町で開催――より具体的な活動へ

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東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷 理事長:江澤雄一)は8月4日(月)~6日(水)まで、昨年に引き続き「大槌大学」を岩手県大槌町で開催する。これは、東洋学園大学の学生が中心となって企画した、震災復興と地域交流のためのイベント。第2回目となる今回は、大槌町の安渡地区でフィールドワークや地域貢献活動、仮設住宅の高齢者や地元出身の若者らとの交流活動等を行いつつ、中長期的な震災復興と地域支援活動について考える。

●岩手県大槌町の安渡地区で地域の方々と交流するフィールドワークや地域貢献活動を実施

 第2回「大槌大学」には東洋学園大学をはじめ、立教大学、東京都立広尾高等学校などの大学生・高校生と大槌町の住民が参加予定。期間中は岩手県大槌町安渡地区で活躍する人々の取材や大槌町カキ養殖組合での漁業・養殖業の支援、仮設住宅に住む高齢者の方々や大槌町の若者との交流など、さまざまな地域連携型のフィールドワークおよび地域貢献活動を行う。

 今回のイベントでは、実際に被災した方々と交流することで復興の現状について体験的に学ぶこと、大槌町の安渡地区で地域と密着した社会貢献活動を行うこと、また東京と大槌の未来を担う大学生・高校生世代が交流しながら中長期的な震災復興への取り組みについて意見を交換し合うことを通して、安渡地区の復興に向けた地域活性化の一助としたいと考えている。

●2011年から続く東日本大震災復興支援イベントが、より地域密着型の具体的な活動へ

 今回開催するイベントは、2011年から行われている東日本大震災復興支援イベント「ほえ~るかふぇ」に端を発している。

 これは東洋学園大学が石巻専修大学、日本計画行政学会とともに行ってきたイベント。「熟議カフェ」という形式で震災直後の経験とその後の復旧・復興に関して被災地の大学生と首都圏の大学生が率直な話し合いを行い、中期的視点による復興に対する共有の意識を図ってきた。

 この活動を通してNPO法人「ピアサポートネットしぶや」などと連携が生まれ、昨年、「大学のない大槌に大学を」という東洋学園大学の学生のアイデアをもとに企画したイベント「大槌大学」を開催する運びとなった。

 今年の第2回「大槌大学」は昨年と同じく大槌町安渡地区で開催。昨年よりも多くの大学生・高校生の参加を予定しており、これまでの経緯を踏まえ、地域の方々とより深く関わりながら社会貢献活動や交流、若い世代が中心となった震災復興支援を進めていく。

◆第2回「大槌大学」 概要
【主 催】
 東洋学園大学
【協 力】
 日本計画行政学会 東日本大震災復興支援特別研究チーム「社会貢献プラットフォーム」、NPO法人 ピアサポートネットしぶや、大槌町安渡自治会
【参加学生の所属校(予定)】
 東洋学園大学、立教大学、東京都立広尾高等学校ほか
【スケジュール】
■8月4日(月)
 ・午後 東京を出発
■8月5日(火)
 ・午前 地域貢献活動(仮称)
  大槌町カキ養殖組合にて、養殖作業等の支援活動を実施
 ・昼食
  安渡地区の仮設公民館周辺で、仮設住宅に暮らす高齢者の方々と一緒に昼食・交流。
 ・午後 大槌町フィールドワーク(仮称)
  朝日新聞社編集委員の東野真和氏が選ぶ「大槌町の100人」から、学生たちが会いたい数名を選出、訪問。
 ・夕食
  大槌町の高校生・大学生らと一緒に夕食・交流。
 ・大槌町交流促進センターに宿泊。
■8月6日(水)
 ・午前 ほえ~るかふぇat大槌大学(仮称)
  東日本大震災の被災地である安渡地区の復興へ向けて、どのような貢献ができるかについて熟議し、意見交換を行う。
※スケジュールは変更の可能性があります。

(参考記事)東洋学園大学生が8月1・2日に「大槌大学」を開催――大学のない岩手県大槌町にて、高校生らが「大学の学び」を体験(2013/07/23)
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5514

▼本件に関する問い合わせ先
 東洋学園大学 広報室 (担当:大内・大橋)
 TEL: 03-3811-1783
 FAX: 03-3811-5176
 E-mail: koho@of.tyg.jp
 http://www.tyg.jp