東京経済大学

“ソーシャルマーケティング”を学ぶ学生らが、途上国の子供たちに学校給食を寄付する取り組み「TABLE FOR TWOプログラム」を実施――東京経済大学

大学ニュース  /  イベント  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

行政や医療機関、学校などの非営利組織にマーケティング技術を援用していく「ソーシャルマーケティング」を学ぶ、小木紀親(おぎ・のりちか)経営学部教授のゼミ生らは、7月7日から7月17日までの間(平日)、学生食堂で「TABLE FOR TWO(以下、TFT)プログラム」を実施した。

 TFTの対象にしたメニューは、韓国の代表的な肉料理「プルコギ」をどんぶりにして、小松菜とミニトマトを添え、学生たちがネーミングした「ベジシャキ★たっぷるこぎ丼」。期間中に279食(生協提供価格410円)が提供され、売り上げの中から5,580円をNPO法人「TABLE FOR TWO International」に寄付した。

 TFTとは、対象のメニューや食品を購入すると、開発途上国の子どもの学校給食1食分にあたる20円が、NPO法人「TABLE FOR TWO International」を通じて現地へと自動的に寄付される国際的な運動。

 学生たちはイベントに先立ち、大学生協の職員と試食会(写真)などを行い、食材の盛り付け方やメニュー名などのアイデアを出しあったほか、日ごろのゼミでの学習成果を活かして、購買意欲の高まる店内の装飾などを検討していった。

 ゼミ生のメンバーは「TFTプログラム」の活動を広く知ってもらうために、入口にサンプルを出したり、食券機に手作りのメニューボタンや、学食内にPOPを貼ったりと工夫を凝らすほか、学内の電光掲示板でイベント告知をするなどして学生たちにTFTの活動をPRした。

 この企画のリーダーを務めた福島知佳さん(経営3年)は「私たちが継続的に活動することで、TFTを普及させていきたい」と語り、いまもゼミのメンバーたちと後期の授業期間中での実施に向けて準備を進めている。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京経済大学 広報課 田尻
 TEL: 042-328-7900
 FAX: 042-328-7768

6009 生協職員と打ち合わせをする学生たち