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杏林大学が10月23日に第10回グローバルセミナー「Teaching and Learning―自ら教育する力、自ら学び考える力―」を開催

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杏林大学八王子キャンパスでこのたび「第10回グローバルセミナー」が開催され、学生51名、教職員7名が参加した。今回のセミナーは「Teaching and Learning―自ら教育する力、自ら学び考える力―」と題し、マレーシア・マラヤ大学で自己調整学習能力を備えた教育者の育成に尽力しているヴィシャラチェ・バラクリシュナン氏を講師として迎えた。

 ヴィシャラチェ氏は中等学校で14年間教員を務め、現在はマラヤ大学で教鞭を執っている。また国際文化会館および国際交流基金が実施している「アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム」において2014年フェローとして選抜され、活躍している。

 ヴィシャラチェ氏は自身の経歴を紹介するとともに、Informal educators(学校教育ではなく、家族・友人など社会における教育者)が重要であると述べた。また、学習2週間後に学んだことがどの程度身についているかを示す「言語の理解率(記憶率)」において、Readingが10パーセントに対し、Doing the real thingは90パーセントにのぼると説明した。
 今回のセミナーにおいても、参加者自身が英語で歌ったり、歌の内容をジェスチャーで表現したりと、参加型アクティビティやペアワークが多く用いられた。

 講演後のアンケートでは、「英語の聞き取りが難しかった」との感想も少数あったものの、「座学だけではなく、色々な学習方法があるのだと分かった」「記憶率のグラフを見たとき、これまで受け身で英語を勉強していたことに気付いた。効率の良い学習をしていきたい」との感想が多く寄せられた。また、学習方法に関する感想だけでなく、「授業内で友達とコミュニケーションが取れて楽しかった」「英語を学ぶことは楽しいと気づくことができた」との回答もあり、参加型の授業(セミナー)に対して好意的な感想が多くの割合を占めた。

(参考)杏林大学HP内関連ページ
 http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00025/201410272/

▼本件に関する問い合わせ先
 杏林大学 国際交流センター
 TEL: 042-691-0011(代)