神田外語大学

神田外語大学が11月13日にシンポジウムを開催――TOEIC(R)のリスニング問題で使われる5つの国の英語に関する特徴と「英語モジュール」活用法について

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神田外語大学(千葉市美浜区/学長 酒井邦弥)グローバル・コミュニケーション研究所は11月13日(木)に、シンポジウム「TOEIC(R)と英語モジュール」を開催する。これは、「英語モジュール」の特徴と、TOEIC(R)スコア向上につなげる活用法について、同大の英語モジュールの研究者(関屋康教授、神崎正哉語学専任講師、矢頭典枝准教授、フィリップ・マーフィー准教授)と、動画に出演している教員らがパネリストとなり説明するもの。入場無料、事前申し込み不要。

 「英語モジュール」は、神田外語大学と東京外国語大学(東京都府中市/学長 立石博高)の研究者の共同開発によるウェブ教材。大学での授業(音声学、言語学など)で使うだけでなく、社会人、高校生など一般の人も理解することができるよう開発されている。教材は全て無料。

 日本の英語教育では標準アメリカ英語を手本にしているため、それ以外の国の英語が聞き取りにくいという声が多々聞かれる。そのため、この教材では世界中で使われているさまざまな英語の語彙や発音、文法における国や地域単位での違いを紹介している。

 2014年10月、新たに「カナダ英語モジュール」が追加公開され、TOEIC(R)のリスニング問題で使われる5つの英語(アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、カナダ英語)のモジュールが揃った。

◆第24回GCI(Global Communication Institute)キャンパス・レクチャー・シリーズ シンポジウム『TOEIC(R)と英語モジュール』 開催概要
【日 時】 2014年11月13日(木)17:00~18:30
【会 場】 神田外語大学7号館2階 クリスタルホール
【パネリスト】
 関屋康(神田外語大学 外国語学部 英米語学科教授)
 神崎正哉(神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科語学専任講師)
 矢頭典枝(神田外語大学 外国語学部 英米語学科准教授、グローバル・コミュニケーション研究所副所長)
 フィリップ・マーフィー(神田外語大学 English Language Instituteディレクター、准教授)
 その他、神田外語大学English Language Institute教員
【使用言語】 日本語、英語
【主 催】 神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所
【対 象】 社会人、学生、その他一般の人
【事前申込】 不要
【参加費用】 無料

■英語モジュールとは
 英語研究の分野では、世界の英語圏のさまざまな英語を“World Englishes”と複数形で捉え、それらの違いに関する研究を英語教育に応用している。このような学術的な傾向を踏まえ、東京外国語大学が長年開発してきた22言語のインターネット教材「TUFS(Tokyo University of Foreign Studies)言語モジュール」で培われた技術と、約70名の英語ネイティブ教員を抱える神田外語大学の「English Language Institute」(ELI)の人的資源が融合し、「世界の英語モジュール」の共同開発に至った。
 2013年6月の初公開時は、「アメリカ英語」「イギリス英語」「オーストラリア英語」の3つの英語教材だったが、2014年2月には「ニュージーランド英語」、10月には「カナダ英語」が新たに公開された。また、今後は「シンガポール英語」「アイルランド英語」「インド英語」を順次公開予定である。
●研究者
 関屋康(神田外語大学 外国語学部 英米語学科教授)
 川口裕司(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院教授)
 斎藤弘子(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院教授)
 吉冨朝子(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院教授)
 矢頭典枝(神田外語大学 外国部学部 英米語学科准教授、グローバル・コミュニケーション研究所副所長)
 フィリップ・マーフィー(神田外語大学 言語教育研究所准教授)
●ホームページ
 http://labo.kuis.ac.jp/module/

(参考記事)「神田外語大学が6月20日に、東京外国語大学との共同開発による無料インターネット教材「世界の英語モジュール」を公開――記念講演会も同日開催」(2013/06/12)
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5339

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人佐野学園 学園広報部
 TEL: 03-3258-5837(平日9:00~17:30)
 E-mail: media@kandagaigo.ac.jp

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