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東洋大学が「第28回現代学生百人一首」の入選作品を発表――三十一文字の世界に煌めく若々しい感性が全国から集まる

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東洋大学が全国の生徒・学生から募集する「現代学生百人一首」の入選100首および小学生の部10首が決定した。今年の応募総数は54,850首と、多くの作品が寄せられた。このコンクールは今年で28回目となる。

 東洋大学が、創立100周年を機に始めた「現代学生百人一首」は今年で28回目を迎えた。この四半世紀で、応募作品は累計122万首以上に達している。

 今年も、若者たちが自分の身近な生活を見つめ、そこから湧き出る想いを読み込んだ部活や勉強、将来の進路に関する歌のほか、自分を取り巻く家族や友人への、普段なかなか口に出せない感謝の想いを込めた歌が数多く寄せられた。
 また、スマートフォンやアプリ、SNSを題材にした歌が目立ち、コミュニケーションツールのあり方の変化が表れたほか、日本人3名のノーベル物理学賞受賞など2014年らしい世相を表した歌も見受けられた。

■第28回 東洋大学「現代学生百人一首」の特徴
【メディアから生まれた流行語】
 「ダメよ~ダメダメ」「ありのままで」「壁ドン」などメディアから生まれた流行語を取り入れた作品が数多く寄せられた。
 流行語を上手に用い、身近な家族や友達に対する想い、やり取りをユニークに表現している歌が数多く見受けられ、2014年度は、マスメディアからの影響が色濃く表れていた。

【スマホ、アプリ、SNS】
 昨年に引き続きスマートフォン、アプリ、SNSについて詠った作品が数多く寄せられた。SNSによる既読機能が友人関係にもたらす影響やその不安を詠った作品がある一方で、遠方にいる家族や友人と連絡がとれるありがたみを表現した作品も見受けられた。

【世界で活躍する日本人】
 3名のノーベル物理学賞受賞者やテニスの錦織圭選手など、世界における日本人の活躍を喜ぶ作品が数多く寄せられた。

【天災・流行病】
 御嶽山の噴火や広島の土砂災害、巨大台風の直撃など大規模な天災に見舞われた2014年。被害への悲しみや恐れ、復興への希望などの心情が学生の目線で数多くの作品に反映されていた。また、エボラ出血熱やデング熱などの流行に関する作品も寄せられた。

■入選作品一覧はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/winning28.html

■「現代学生百人一首」募集要項と応募規定
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/provisions.html

■冊子希望の方はこちらから
 http://www.toyo.ac.jp/site/issyu/booklet.html

▼本件に関する問い合わせ先 
 東洋大学総務部広報課
 TEL: 03-3945-7571
 E-mail: mlkoho@toyo.jp