大妻女子大学

食育イベントを通して異世代間交流を――大妻女子大学が1月29日に「食育カフェ」を開催

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大妻女子大学短期大学部(東京都千代田区)家政科食物栄養専攻の富永暁子准教授と同専攻学生らは1月29日(木)午後1時から、東京・千代田区のいきいきプラザ一番町(東京メトロ麹町駅または半蔵門駅下車徒歩5分)1階で「いきいき食育カフェ」を開催する。当日は毎回好評の食育遊び、食育かるた作り、クイズラリーなどを行う予定。参加費無料、特に地域の子どもたち、高齢者の方大歓迎。

 「いきいき食育カフェ」は、2014(平成26)年度の千代田学採択事業「千代田区の高齢者とこどもをつなぐ食育交流の試み」として行うもの。主に高齢者と子どもをターゲットに、食育イベントを通して、異世代同士がともに楽しめる場を作りたいと富永准教授が考えた取り組みである。富永准教授と学生らは、当日のイベント進行や作品制作の補助を行いながら、交流の橋渡しをする。今回が4回目で、今年度最後の開催となる。

 これまで、第1回(2014年7月17日)は約60人、第2回(同8月7日)は約100人、第3回(同11月6日)は約60人の来場者でにぎわった。年代の内訳は、およそ7割の方が高齢者で、3割が児童館の子どもたちや親子連れ。野菜スタンプ作りや、一定時間に何個豆をつかめるかを競う「豆つかみ」など、めいめいが食育イベントを楽しんだ。

 富永准教授は過去3回の開催を振り返り、「高齢者が来る時間は前半、子どもが来る時間は後半ということが多く、交流の時間をあまり長く持つことができなかった」と異世代交流の難しさを語るが、来場者の方からは「楽しかった。有料でも参加します」「豆つかみがおもしろかった。何度もチャレンジしてしまいました」といった喜びの声が多数寄せられている。

 富永准教授はイベントの手ごたえを踏まえ、「来年度も千代田学に採択されれば、今年度より回数を増やして月1回ペースで実施したい。本学の調理室を使って和菓子作りなどをする構想もあるので、将来的にはいきいきプラザ一番町あるいは本学が、世代を超えた地域の食育交流の拠点となるような仕組み作りをしていきたい」と展望を語っている。

※大妻女子大学ホームページ 「千代田学」(千代田区との連携協力)
http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/university/work/chiyodaku.html

○第4回「いきいき食育カフェ」 開催概要
◇日時: 2015年1月29日(木) 午後1~4時
◇会場: いきいきプラザ一番町 1階(東京都千代田区一番町12)
◇交通: 東京メトロ有楽町線麹町駅、半蔵門線半蔵門駅下車徒歩5分
◇主催: 大妻女子大学短期大学部、社会福祉法人東京栄和会
◇協力: 大妻女子大学短期大学部食育ボランティア
◇参加費無料、事前予約不要

▼本件に関する問い合わせ先
 大妻女子大学 調理科学研究室
 富永
 TEL: 03-5275-6058