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杏林大学が「ニュージーランド大使館訪問ツアー」を実施

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2月13日(金)に「第3回大使館訪問ツアー」が実施され、杏林大学の学生12名および教職員が駐日ニュージーランド大使館を訪問した。

 同大使館では、フィオナ・ハイコ教育担当官からニュージーランドの概要をはじめ、留学先としての同国の魅力、留学生の動向、観光に関するマーケティング調査の分析、2011年のクライストチャーチ地震による被害及びその対応など、ニュージーランドに関する幅広い分野について映像資料等を用いた説明を受けることができた。また、事前に学生から寄せられた多岐にわたる質問の多くに対して丁寧な回答や解説を頂き、同国に関する地域理解や異文化理解を深めることができた。
 参加学生の中にはニュージーランドで短期留学やホームステイを既に経験したことのある者もいたが、平和で人間や自然を大切にするニュージーランドの国柄に改めて感銘を受けていた。

 さらに、日本人現地職員としてニュージーランド大使館に勤務されているクミコ・ロイド政策アドバイザーによる業務説明や同氏のキャリアについてお話を伺う機会を頂いた。
 外国大使館に勤務するためには、単に語学ができるだけでは不十分で、政治・経済・経営・法律の分野に専門知識があり、且つ、国際関係にも深い理解が必要であるため、まずは社会人として多くの経験を積む必要があるとの説明があった。また、大使館での業務(各メディアからの日々の情報収集・外交官へのレポート・特定テーマに関するリサーチ・外交通商交渉における提案や助言など)を通じて、日本とニュージーランドの橋渡しが叶うことにやり甲斐を感じているとの話もあった。
 杏林大学の学生に対しては、限られた学生としての時間を有効に活用して、語学に限ることなく多くのことを学び取り、ぜひ、日本政府の外交官を目指して欲しいとの激励の言葉があった。

 今回の大使館訪問ツアーでは、事前学習を踏まえたうえで大使館職員からレクチャーを受けたことにより、参加学生のニュージーランドに対する地域理解や異文化理解がより深まり、それによって更なる留学の促進が図られることが期待される。また、外交および通商交渉に関わる実務者の業務や経歴に触れることで、グローバルな視野に立ったキャリア形成意識の啓発にも繋がる有意義な大使館訪問ツアーになった。

 杏林大学では、「世界で活躍するスマートでタフな日中英トライリンガル人材の育成」という目標のもと、異文化理解とグローバル的視野(スマートな知性)を育む活動を今後も推進する。

(ソース) 杏林大学ホームページ
http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00025/201502191/

▼本件に関する問い合わせ先
 杏林大学 国際交流センター
 TEL: 042-691-0011(代)

6644 フィオナ・ハイコ教育担当官からレクチャーを受ける

6645 クミコ・ロイド政策アドバイザーによる業務説明と経歴紹介

6646 大使館正面にて