東京工科大学

商店街の活性化を目的とした「スマホアプリで音を探せ“スタンプラリー”」を東京工科大学メディア学部の吉岡英樹講師がプロデュース

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  先端研究  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

10月18日(日)に、東京都八王子市の八日町商店街やみずき通り商店会を中心に実施される「スマホアプリで音を探せ“スタンプラリー”」を、東京工科大学メディア学部の吉岡英樹講師がプロデュースする。これは、商店街の活性化を目的として行われるもので、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを利用してスタンプラリーを実施するという試み。

 街を回遊させるイベントとして、スタンプラリーがある。同イベントは、そのスタンプラリーをスマートフォンで実施する試み。
 スマートフォンは近年急激に普及が進み、幅広い世代が保有するICTツールと言える。スタンプラリーに使う用紙は一度使ってしまうと捨てられてしまうが、スマートフォンのアプリで実施することで、イベント終了後も継続して利用者とつながることが可能となり、次のイベントにも参加してもらうなどコミュニティの活性化につながることが期待される。

 今回使用するシステムは、フィールドシステム社が開発した「サウンドコード」を活用したもので、人の耳には聞こえないような高い音に情報を埋め込んだサウンドをスピーカーから再生し、スマートフォンで受信するという仕組み(図)。スタンプラリーの参加者は、地図を頼りにスピーカーが置かれたチェックポイントを探し、スマートフォンで情報をキャッチ。クイズに答えて正解するとスタンプがもらえる。たくさんのスタンプを集めると、最後に実施本部でさまざまな景品がもらえる。

 このシステムは、通常はサーバーと情報のやりとりをすることでさまざまなコンテンツを表示するが、通信インフラが途絶えても、テキストなどデータ量の少ない情報を提供することが可能なため、災害時に避難所や最新情報を提供する方法としても注目されている。

 同イベントは、八日町商店街振興組合が中心となって、八王子商工会議所、みずき通り商店会、PTA連合会、いちょうホール、8princess、日本パンカツ協会の協力のもと実施。また、株式会社未来技術研究所がアプリ開発協力を行う。概要は下記の通り。

◆スマホアプリで音を探せ“スタンプラリー”
【日 時】 10月18日(日)10:00~17:00
【場 所】 横山町公園、みずき通り商店会の一部、八日町商店街の一部、いちょうホール
【主 催】 八日町商店街振興組合
【協 力】
 八王子商工会議所、みずき通り商店会、八日町商店街振興組合、第一小学校PTA、いちょうホール、8princess、日本パンカツ協会、株式会社未来技術研究所、株式会社フィールドシステム、東京工科大学メディア学部

▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学メディア学部 吉岡英樹講師
 E-mail: yoshioka@stf.teu.ac.jp
 TEL: 042-637-2597

7796 システム構成図