大谷大学

「北区こどものまち」を大谷大学で開催。仮想の「まち」を舞台に、京都市北区の約200名の子どもたちが楽しみながら社会の仕組みを体験。教育学、社会学を学ぶ学生が学科を超えて協力・サポート

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大谷大学(京都市北区小山上総町/学長:木越 康)は、本学文学部教育・心理学科の学生がファシリテーターを担当する「北区こどものまち」(主催:北区未来につながる区民会議、京都市北区役所)を、2月23日(土)・24日(日)に本学4・5号館にて開催しました。
また、社会学科の学生も広報チームとして当日のライブ映像を担当し、教育学、社会学を学ぶ学生たちが協力して事業に関わり、横断的な取組となりました。

本事業は、仮想の「まち」を舞台に、子ども自身が「こんなお店があったら」「こんな便利なまちの仕組みがあったら」などを自由な発想の下で、その「まち」で仕事をして、お給料をもらったり、買い物をして、遊んだり、楽しみながら社会の仕組みを体験するイベントで、昨年に引き続き3回目の開催となりました。

この「まち」の企画内容は、北区に住んでいる、または通学する小学3~6年生から応募のあった39名の子どもたちで構成する「こどもスタッフ会議」で検討が進められ、本学の文学部教育・心理学科第3学年の学生7名が中心となり、昨年の中心メンバーの第4学年7名を含めた計30名の学生が、2018年12月から計5回にわたって「こどもスタッフ会議」進行のファシリテート役を担いました。

また、社会学科の学生(赤澤清孝ゼミ所属/地域政策学コース)もゼミ活動の一環として参加し、「こどもスタッフ会議」の各回の報告書を作成し、その報告書が京都市北区のホームページに掲載されるなど、学科を横断した取組みとなりました。
当日は「こどものまち」には参加できない保護者に対して、ipadで撮影した「まち」の様子をライブ配信で中継するなどのサポートも行いました。 

2月23日(土)・24日(日)には各日約200人の小学生が来場し、来場した小学生は、10ドキ(※)均一、アクセサリーショップ、冬物用品店など19店舗が並ぶ「こどものまち」で、ハローワークで仕事を探し、働き、得たお金で買い物をしました。
さらに今回は、新たに税務署も設けられ、納税の仕組みも学ぶなど、子どもたちが考えた「まち」のルールにそって、子どもスタッフ、参加者にとっては楽しみながら「学ぶ」機会となりました。
※「ドキ」は今回の「北区こどものまち」で使用する通貨の単位

【「こどものまち」概要】
■日程 2019年2月23日(土) 11:00~16:00(受付開始10:30~)
    2019年2月24日(日) 11:00~16:00(受付開始10:30~)
■場所 大谷大学 4・5号館(〒603-8143 京都市北区小山上総町)
■対象 当日来場者/北区内に在住又は通学中の小学1~6年生 各日200名
    こどもスタッフ/北区内に在住又は通学中の小学3~6年生 39名
    ファシリテーター/大谷大学文学部教育・心理学科学生 30名
    広報チーム/大谷大学文学部社会学科 10名
■主催 北区未来につながる区民会議、北区役所
■運営 大谷大学

【「こどもスタッフ会議」スケジュール】
第1回 2018年12月 2日(日)  内容:体験「イメージをつかむ・仲良くなる」
第2回 2018年12月22日(土) 内容:企画「ルールを決める・仕組みを知る」
第3回 2019年1月19日(土)  内容:企画「まずは作ってみる」
第4回 2019年2月 2日(土)  内容:制作「お金と人の循環をつくる」
第5回 2019年2月16日(土)  内容:制作「お金と人の循環をつくる」
本番  2019年2月23日(土)・24日(日)  「北区こどものまち」本番
第6回 2019年3月 2日(土)  内容:反省「打ち上げと振り返り」

『ニコニコ北っ子「北区こどものまち」』facebook ページ
https://www.facebook.com/nikokitakodomonomachi/
@nikokitakodomonomachi
※「こども会議」「こどものまち」当日の様子がご覧いただけます。

▼本件に関する問い合わせ先

企画・入試部 企画課

住所

: 603-8143 京都市北区小山上総町

TEL

: 075-411-8115

FAX

: 075-411-8149

E-mail

kikakuka@sec.otani.ac.jp

DSC08787.JPG 京都市北区長、こども区長、大谷大学宮﨑副学長によるテープカット【開会セレモニー】

DSC08755.JPG お揃いのエプロンで本番に臨む39名のこどもスタッフ

DSC08763.JPG 「こどものまち」マップ 参加者が通貨「ドキ」を持って買い物やイベントを楽しみました。

DSC08814.JPG 「ハローワーク」の様子。はたらく時間帯を分けて「シフト制」で仕事を提供します。

DSC08840.JPG 「こども銀行」では、ハローワークで紹介してもらった店で働いた給料を受け取ります。

DSC08832.JPG 参加者のこどもたちは、「ドキ」で買い物をします。

DSC08863.JPG 保護者などの「おとな」は、申込制の「まちの見学ツアー」でのみ会場に入ることができます。

DSC08887.JPG 保護者控室では、「まち」の映像がライブ配信されました。広報チームとして参加した、大谷大学社会学科地域政策学コースの学生が撮影しました。