東京造形大学

東京造形大学が「メタモルフード展」を開催! -- 2020年10月23日よりDESIGNART TOKYO 2020にて一流のフードクリエイターと新しい食べ物を発表します

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東京造形大学(所在地:東京都八王子市、学長:山際康之)は「見える化プロジェクト」の一環として、10月23日より DESIGNART TOKYO 2020にて「メタモルフード展」を開催いたします。インダストリアルデザイン専攻領域の酒井ゼミナールがデザインした新しい食の形を、一流シェフと3Dフードプリンターが具現化します。

 エル・ブリ以降、食とデザインの距離は急速に縮まりましたが、食べ物自体にデザイナーが関わることは、まだ稀です。プロダクトデザイナー酒井俊彦が率いるゼミナールでは、インダストリアルデザイン専攻領域の学生を中心とした7名とワークショップを通じ、デザイン先行で食べ物を「変身」させる授業を行っています。

 本展では、ミシュラン一つ星を獲得したフレンチレストランOde生井祐介オーナーシェフ、新進気鋭の日本人トップパティシエINFINI金井史章オーナーシェフ、オランダの3DフードプリンターメーカーbyFlowに協力いただき、デザインを具現化し、新しい食の形を提案します。
 日本を代表するトップシェフ、シェフパティシエと共に、未来のデザイナーはどのような「食」をつくり出すのか。DESIGNART TOKYO 2020『メタモルフード展』にて、見て、食べて、感じてください。

【プロジェクトメンバー】
■酒井俊彦ゼミナール:石原奈央、金丸峻也、後藤智音、林ももこ、宮下瑛帆、横山賢志、若松美穂
 
■酒井俊彦/東京造形大学特任教授・プロダクトデザイナー
 1964年高知県生まれ。1987年東京造形大学デザイン学科卒業。1988年コーゾーデザインスタジオ入社。1992年にサカイデザインアソシエイツを設立し、現在に至る。東京造形大学特任教授。柔軟な思考と姿勢でものの本質をつかみ、工業製品から家具、インテリアまで幅広い商品をデザイン。Gマークをはじめとする受賞も数多い。さまざまなデザインプロジェクトのディレクション、コンサルティングを手がけている。
 http://sakaidesign.com

■生井祐介/Ode シェフ
 1975年、東京都生まれ。音楽の道を志していた最中、25歳で料理の世界に惹かれ転向。都内フランス料理店で働いた後、2003年より「レストランJ」(東京・表参道)、「マサズ」(長野・軽井沢)の植木将仁氏のもとで約5年間修業。同じ軽井沢の「ウルー」で3年間シェフを務めた後、2012年11月、東京・八丁堀の「シック・プッテートル」のシェフに。2015年度版ミシュランガイドでは一つ星を獲得した。2017年3月より新店準備に入り、同年9月に「Ode」(東京・広尾)をオープン。2019年度版ミシュランガイドにて一つ星を獲得。2020年、Asia's 50 Best Restaurantsで35位にランクイン。
 https://restaurant-ode.com

■金井史章/INFINI シェフパティシエ
 1978年埼玉県生まれ。2009年に渡仏し三つ星店「レストラン ギイ・サヴォア パリ」で経験を積み、在籍中に同グループの一つ星レストラン「ル・シベルタ」でシェフパティシエ代理を務める。帰国後、2011年に東京・青山のビストロ「ブノワ」のシェフパティシエ、2014年には「UN GRAIN」シェフパティシエに就任。独立後の2020年1月、九品仏に待望の「INFINI」を、7月に産学連携施設cafe INFINI TOKYO YAMANOTE、8月に松屋銀座店をオープン。
https://www.infinidepuis2020.com

■byFlow 3D Food Printer
 独自の3Dフードプリンタを開発・販売するオランダの3Dプリンターメーカー。料理人・学校・研究開発施設等の食品業界に向け、新しい3D食品技術の研究を行う。
 https://www.3dbyflow.com

【「メタモルフード展」 開催概要】
・名称:メタモルフード展
・主催:東京造形大学 インダストリアルデザイン専攻領域
・実施期間:
 2020年10月23日(金)~10月28日(水)11:00 ~ 21:00
 ※10月28日は12:00~18:00
・実施場所:
 渋谷パルコ1階 カミングスーン
 東京都 渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1階
・公式SNS:
 https://www.instagram.com/metamorfood2020/
 https://twitter.com/metamorfood2020/

▽東京造形大学について
 1966年設立。服飾や室内建築のデザイナー/ジャーナリストであった桑澤洋子により、デザインや美術の創作活動を時代の精神や社会の創造に深く結び付いたものと捉え、造形活動を広く社会的な観点から探究し実践する美術大学として開学。デザインと美術を「造形」という広い観点から総合的に捉え、固定概念にとらわれない柔軟な発想力で、学生の独自性を育む教育を実践している。
 2019年より、タグライン『だれかで終わるな。』を制定。美術・デザインの高度教育を通して、学生一人ひとりの独自性の確立を支援し、試行錯誤をおそれず、しなやかさの中にも強さを持ち、自らの力で社会を切り拓く人材育成を目指している。
 また本展は、2016年に創立50周年を迎えた東京造形大学が、学生や教員の研究・制作活動の成果を積極的に学外へ発信する「見える化プロジェクト」の一環として開催する。

▽DESIGNART TOKYO 2020 について
 2017年に始まったデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からインテリア、アート、ファッション、フードなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩なプレゼンテーションを行う取り組みで、各展示を回遊して街歩きが楽しめるイベント。

・名称:DESIGNART TOKYO 2020 (デザイナート・トーキョー 2020)
・会期:2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝)
・オフィシャルWEB サイト: http://designart.jp
・プレスデー:2020年10月22日(木)
・エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木/新宿/銀座
・主催:DESIGNART 実行委員会
※新型コロナウィルスの影響により、一部内容に変更が発生する可能性がございます。

▼本件に関する問い合わせ先

企画・広報課

住所

: 東京都八王子市宇津貫町1556

TEL

: 042-637-8111

FAX

: 042-637-8164

E-mail

kikaku@zokei.ac.jp

メタモルフード展_メインビジュアル.jpg メタモルフード展 メインビジュアル

sakai_profile.jpg 酒井俊彦/東京造形大学特任教授・プロダクトデザイナー

ode_namai_profile.jpg 生井祐介/Ode シェフ

infini_kanai_profile.jpg 金井史章/INFINI シェフパティシエ

メタモルフード展_素案.JPG 学生による食のデザイン案

メタモルフード展_試作.JPG デザインの具現化