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　この調査は、「スマホ利用者への配慮があるか」「ストレスなく情報にアクセスできるか」をポイントに、株式会社日経BPコンサルティングが2004年（スマホサイト調査は2015年より実施）から毎年行っているもの。

　調査方法はユーザビリティ（使い勝手・実用性）の観点から、米Googleの提唱するガイドラインなどを参考に、株式会社日経BPコンサルティングが独自に診断シートを作成。調査員が実際に全国262大学の大学サイトを閲覧し「見やすさ」や「操作のしやすさ」、「インタラクティブ」等の８つの指標からチェックし、結果をスコアとして算出している。

　東京工芸大学は、2017年度にサイトをリニューアルして以来、受験生・保護者にフォーカスしたサイトの運営・維持・向上に努めている。　今年度はコロナ禍で多様な情報がサイトにあふれたが、サイト訪問者の「ユーザビリティ性」を意識することで同大は昨年より6.33ポイントスコアを大きく伸ばした。

　同大は、大学の情報をサイト訪問者にわかりやすく届けることができるよう今後も努めていくとしている。

◆東京工芸大学
　東京工芸大学は1923（大正12）年に創設された「小西寫眞（写真）専門学校」を前身とし、創設当初から「アートとテクノロジーを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。
　工学部と芸術学部の2学部を有し、工学部の学生は1年次に写真とデザインを学ぶことで芸術的なセンスを身につけ、芸術学部の学生はメディアアートを通して工学的な技術を身につけるという、一見相反する両分野を融合させた教育を実践している。

大学公式Webサイト： https://www.t-kougei.ac.jp