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　駒澤大学では、来年度の授業に向け、在学生がスムーズな始業につなげられるよう、現1年生を中心とした在学生を対象にオリエンテーションを実施している。
これは、新型コロナウイルス感染症の影響により自粛生活を余儀なくされている在学生に対し、大学生活への機運の醸成と新年度に向けた情報交換の場となることを目的とするもの。

　第１弾として、2月22日～3月1日の期間中、全国を10エリアに分けた出身地域別に、Web会議システム「GoogleMeet」を使用したオンライン座談会を開催。１年生を中心に計170人の学生が参加した。
　座談会では、授業やサークル活動に関することから、上京や一人暮らし、アルバイトといった日常生活に関することまで、同じ地方出身者間での情報交換として、時に上級年次生がアドバイスをする形で学生同士のつながりを創出した。

　今後は新年度を迎える学生に対し、大学の情報をまとめた特設サイトを設ける予定。また、150団体余りの公認サークルが参加するサークル勧誘イベント（サークルフェスティバル）も、対象を新入生だけに限らず在学生向けにも実施する。

　同大では今後も、オンライン授業が中心となった1年間で実感が得られにくかった''つながり''を学生が感じられるよう、さまざまな企画を検討していく。