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【新コース「働く女性のためのライフロングキャリアコース」　概要】
＊修了要件：　60時間
＊必修科目：　3時間（キャリア講演）
＊選択必修科目：　キャリア科目の3科目から1科目以上
＊選択科目：　「ビジネススキルアップ科目」
　・マーケティング
　・会計
　・プレゼンテーション
　・企業連携科目
＊授業形態：　オンライン授業
　平日夜間・週末・夏季集中で開講する
＊再就職支援：　なし

〇従来コースとの違い
　従来の「再就職のためのキャリアアップコース」は、結婚・出産・介護などのブランクを経たキャリアを持つ女性の再雇用を支援していますが、新コースでは、女性が長く働いていくための知識やスキルのブラッシュアップ、およびキャリアアップの支援を目的としています。

［修了要件］従来コース　280時間　→　新コース　60時間
　働く女性のライフスタイルに合わせて履修証明プログラムの最短時間を修了条件にしました。

［授業形態］従来コースは通学型とオンライン型の組み合わせ　→　新コースは主にオンライン授業
　場所を選ばず履修可能で、多忙な働く女性に学ぶ機会を提供します。

【坂本清恵　生涯学習センター所長（文学部　教授） コメント】
　14年にわたりリカレント教育を推進してきた日本女子大学が、仕事を中断することなく、ビジネススキルやマネジメント力を磨くための新たなリカレントコースを設置します。人生100年時代、学び続け、働き続け、社会で活躍し続けるために必要な人的ネットワーキングの構築をしながら、ステップアップ、キャリアアップを視野にいれた人材育成に向けてのスキル獲得などを目指します。自信をつけて仕事に向かうための学びを用意しました。

【日本女子大学リカレント教育課程の沿革】
　2007年に文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育事業委託に採択され「リカレント教育・再就職システム」として大学初のリカレント教育課程を設立。2010年に「生涯学習センター」の一部門として日本女子大学独自の運営を開始しました。
　2017年、内閣府男女共同参画局「平成29年度 女性のチャレンジ支援賞」受賞。2018年には東京商工会議所と「女性のための新たな学び・再就職に関する覚書」を締結するなど、受講者の学び直し・就業を強力に支援する体制を構築しています。2019年に関西学院大学、明治大学、福岡女子大学、京都女子大学、京都光華女子大学と「女性のためのリカレント教育推進協議会」を設立し、現在は代表校としてリカレント教育を啓発・推進するとともに、広く社会に発信し、女性を学びへと誘うとともに、女性が学び働くことへの理解が得られるよう図っています。
　2021年１月には「令和２年度　東京都女性活躍推進大賞」を受賞し、フロントランナーとして女性のためのリカレント教育の普及・啓発を進めてきた取り組みが評価されました。
　日本女子大学リカレント教育課程の履修者は2007年度から2020年度までに合計645名に達し、2016年度以降、就職希望者の就職率はほぼ100％を維持しています。