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　昨今、「生理の貧困」（※）が問題視され、全国の自治体や小中高等学校、また一部の大学等で生理用ナプキンを配布する支援活動が広がっている。

　これを受けて金城学院大学では、人間科学部コミュニティ福祉学科の授業「ソーシャルウーマンプロジェクトD」の一環として、企業に支援を依頼。株式会社アマノ、天野商事株式会社、株式会社杏林堂、株式会社スギ薬局、株式会社スギヤマ薬品の各社から2,000袋の生理用ナプキンの寄付を受け、7月27日から希望する学生全員に配布している。
　コロナ禍における経済的理由で生理用ナプキン購入の負担を軽減するため、また、生理にまつわる負のイメージを拭い去り、正しい知識を男女問わず広めることをビジョンに掲げ、期間中にナプキンの配布と併せて生理についての実態実情や経験に関する調査を実施。得られたデータをもとに後期には小中学生等に啓発活動を行うことを計画している。概要は下記の通り。

◆実施概要
【日　時】
　7月27日（火） ～ 8月6日（金） ※土日を除く
　各日10:40～11:30、12:15～13:20
【場　所】
　金城学院大学　N1棟1階正面入口奥のホール
　（愛知県名古屋市守山区大森2-1723）
【対　象】
　経済的に困窮している在学生、一時的にアルバイトに入れずに収入が減少している在学生、その他希望する在学生全員
【配布個数】
　先着2,000名 ※期間中、1人1回1袋

（※）生理の貧困
　経済的な理由などにより、生理用品の購入ができない、または難しい状態。

（参考）
■人間科学部 コミュニティ福祉学科「ソーシャルウーマンプロジェクト」について
　金城学院大学 人間科学部 コミュニティ福祉学科では、福祉マインドを実践的に養う授業として、3年次に「ソーシャルウーマンプロジェクトD」を開講。授業では、社会貢献事業の事例研究を通して、社会貢献事業の企画・実施・評価に必要な知識、スキルを養い、学生自身が自ら関心のある社会問題や社会課題を解決するための事業計画（プラン）を作成し、自身で作成した事業計画（プラン）を外部機関等の協力を得ながら実践に移す。

　詳細： http://www.kinjo-gakuin.net/depart/welfare/