昭和女子大学

アメリカの昭和女子大学「昭和ボストン」への渡航留学再開 安全な留学の実現に向けた対応

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昭和女子大学(理事長・総長:坂東眞理子/東京都世田谷区)は、世田谷キャンパスにワクチン接種(大学拠点接種)が行き渡ったことなどから、米国マサチューセッツ州に保有する昭和女子大学の全寮制海外キャンパス「昭和ボストン」への渡航留学を10月下旬から再開します。学生たちが安心して渡航し、留学生活を送るため、世田谷キャンパスと昭和ボストンが連携して準備を進めています。

安全を確保できる自前の海外キャンパス「昭和ボストン」
 昭和ボストンは状況に応じてキャンパス内の感染予防対策や外部との接触を管理ができるのが強みです。

■留学期間
 10月下旬 渡航~12月下旬あるいは翌年1月下旬 帰国
 ※長期留学プログラム(FSP/BLIP)を履修する学生は翌年8月上旬に帰国予定

■今回の渡航予定者(約130人)
 渡航に対する不安よりも留学に前向きな学生が多く、当初の予想を上回る学生が渡航留学を希望しました。カリキュラムに昭和ボストンへの留学を含む国際学部英語コミュニケーション学科の学生を中心に、以下のプログラム参加者が渡航予定です。
・カリキュラムに留学を含む国際学部 英語コミュニケーション学科・国際学科
・全学科対象の希望制プログラム「秋期15週プログラム」

昭和ボストンでの感染予防対策と対応
 昭和ボストンの教職員は、個人の事由等で接種できない教職員を除きワクチン接種を終えています。
・毎日、検温、健康チェック。アプリケーションを通じて報告
・定期的な抗原検査、必要に応じたPCR検査の実施
・施設内でのマスク着用に関するルールの徹底
・食事は敷地内のカフェテリアを基本とし、食前・食後、都度消毒の徹底
・換気システム、空気清浄機、非接触型便器洗浄などハード面の完備
・「ヘルスルーム」(保健室)の時間延長(7:30~21:00)と日本語での対応
・来客及びスタッフ・教員は来校時にQR Codeまたは紙面に情報を記入

学生への安全指導
 昭和ボストンではこれまでも地元の女性警察官を招き、アメリカで女性がひとりで外出する際の注意点を指導しており、今回の留学でも同様のレクチャーを予定しています。新型コロナの影響でアジア系住民へのヘイトクライムに関する報道について聞かれることがありますが、安全のための情報収集と学生への安全指導を定期的に実施します。

現地での課外活動
 昭和ボストンの魅力のひとつである、地元住民や大学生との交流などのプログラムについても州や地域の指示に準じた上で実現可能な形を模索しています。州によってコロナへの対応が異なることなどから、州外旅行や休暇中の語学学校は見合わせるなど制限もある一方、休暇中のプログラムの新設、ボランティア授業の実施や各授業内でのフィールドトリップの実施は決定しています。

昭和ボストンから学生渡航留学する学生へのメッセージ
 アメリカ滞在中に、日本では当たり前のように行っていることや感じ方の違いに直面することも起こりえます。良し悪しは別として、今のアメリカではワクチン、マスクの着用、コロナに関する考え方は多種多様です。アメリカの自由や宗教等についての意見の違いなども関わっています。コロナ禍での留学は不自由な点もあると思いますが、この貴重な体験を通じて、『アメリカの多様性』に気づき、考えを深める機会にしてください。

▼本件に関する問い合わせ先

昭和女子大学 広報部

TEL

: 03-3411-6597

E-mail

kouhou@swu.ac.jp

★A 005.jpg 昭和女子大学の海外キャンパス「昭和ボストン」