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与えられた課題を正確にこなす力が求められてきた時代から、自ら問いをたて、課題解決を創造的に行う主体的人材が求められている現代において、大学教育現場では、PBL（Project-Based Learning）教育の重要性が叫ばれています。しかし、コロナウイルスの影響により、学外活動が中心となる産学連携のPBLの動きが制限されることも多く、大学としては、学生の成長の機会の損失を抑制し、安全な実施に考慮しながら、学びを止めない工夫が必要となっています。その工夫のひとつとして、本学現代経営学部の本庄ゼミでは、オンラインとオフラインをハイブリットした教育活動の可能性を広げるために、SNS・ウェブメディア・人的・地域資源を活用した統合マーケティング戦略を立案・実践しています。
企業側の課題としては、人の集まるイベントやマーケティング施策が打てないなどの課題があります。

今回のプロジェクトは、4月から始まり、学生が自ら問いを立て課題の設定と解決のプランを作成し、企業から予算を獲得するところから始まりました。約40の企業へのプレゼンテーションやナノインフルエンサーのマネジメント、ポスター、ランディングページ、インスタグラム広告などのクリエイティブ案の制作・出稿、キャンペーン終了後の効果測定まで、すべてのプロジェクトの工程を学生が執り行う、統合マーケティングコミュニケーション戦略となっています。また、コロナ禍での感染症対策として、デジタルメディアを使用し人が集まらず個人間で参加できるプロジェクトとしたことも特徴です。プロジェクト期間は、11月・12月のSNSイベントを打つために、半年以上にわたって準備をしてきました。

大学・ゼミ側の狙いは、学生が人生を切り開くための主体性を身につけ、社会人基礎力を醸成することにあります。また、デジタルマーケティングを実践し、理論をもちいて現場への援用スキルを獲得することや、マルチメディア化するマーケティングコミュニケーションを統合的に扱うスキルの醸成も期待しています。

そして、産学連携先の株式会社SIXINCH.ジャパンにとっては、学生だからこそ思いつくSNSプロモーションの実験的事業として本プロジェクトをとらえており、関東圏での「sixinch」ブランドの認知拡大や若年層を中心とした新規顧客層の開拓を目指しています。

ともに東京都文京区本郷を本拠とする本学と株式会社SIXINCH.ジャパンの産学連携プロジェクト「タグリンピックキャンペーン」では、sixinch製品が設置されている商業施設を訪れる人々に、指定ハッシュタグをつけた対象製品との写真をインスタグラムに投稿していただきます。その中から抽選で200名に1,000円分のギフトチケットまたは抽選1名に10万円相当のSIXINCH.製品の特注家具をプレゼントします。

■「sixinch」ブランドとは
sixinchは、ベルギー発祥の家具ブランドです。公共施設や個人宅でも、屋内外問わずオーダーメイドの家具・インテリア制作が可能で、オリジナルの世界観を演出することができます。駅や公園、美術館、博物館といった公共施設など幅広いシーンで採用されています。また、デザイン性・耐久性・耐水性が優れており、縫い目がないことが特徴です。消毒液を直接かけてお手入れをすることが可能で、比較的怪我をしにくい素材の為、お子様でも安全に使用することができます。

■実施概要
名称 ： 産学連携プロジェクト「タグリンピックキャンペーン」
期間 ： 2021年11月8日（月）～12月2日（木）
※一部施設（京橋エドグラン）では、11月25日（木）～12月25日（土）

実施場所 ： 「sixinch」製品が設置されている全国の11施設
　東洋学園大学 4・5号館（東京都）
　MIYASHITA PARK（東京都）
　京橋エドグラン（東京都）
　武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス（東京都）
　アトリエ&カフェ 赤毛のアン（千葉県）
　ZOZOの広場（千葉県）
　横浜ワールドポーターズ（神奈川県）
　彫刻の森美術館（神奈川県）
　高松空港（香川県）
　総曲輪レガートスクエア（富山県）
　マリンワールド 海の中道（福岡県）

主催 ： 東洋学園大学 現代経営学部　本庄ゼミ
キャンペーン詳細URL：　https://www.tyg.jp/honjosemi/

本庄ゼミブログ：　https://ameblo.jp/honjozemi/