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地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所と大阪成蹊大学は、共同開発した泉州水なすの「調理工夫によるGABA増加レシピ(以下、GABA増しレシピ)」を公開しました。高めの血圧を低下させたり、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減させたりする機能性で注目の「GABA(ギャバ、γ-アミノ酪酸)」。泉州水なすはGABAを豊富に含み、また、GABA増しレシピでは生食以上(約2倍)の GABAを摂取できます。
経営学部 経営学科 食ビジネスコースの学生が、地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、環農水研)と連携して、泉州水なすでGABAをお得に摂れる!!「GABA増し(ギャバマシ)レシピ」を共同開発しました。
レシピ詳細は環農水研HPで公開
http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/portal_info/doc/2021121300044/
大阪成蹊大学では、大阪府をはじめ自治体、企業などとの産官学連携学修を進めており、今回は大阪府 環境農林水産部 流通対策室のコーディネートのもと、調理師資格、栄養士資格を持つ学生がレシピ考案を担当し、環農水研食品グループが調理条件の検討と含有量分析を担当。約半年の試行錯誤を経て、泉州水なすを使ったGABA増しレシピ2品が完成しました。
泉州水なすを使ったGABA増しレシピ
「水ナスの味噌漬けグラタン」
「水ナスの味噌炒め」
調理中の酵素反応により味噌の旨味成分(グルタミン酸)の一部をGABAに変え、1食(泉州水なす1個150g中)のGABAは調理前に比べ1.8~2.5倍に増加。60~90mg程度のGABAを摂ることができます。
<今後の展望>
来年度の泉州水なすシーズンに向けて、レシピの拡充を行う予定です。 また環農水研では、大阪なすでもGABAを100gあたり平均22.2mg、1個で25.5mgを含む(1個=可食部115gで計算)ことを明らかにしており、この点のPRも検討中です。
■地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部 食品グループについて
農林水産物や加工食品等の高品質化や保存性に関する研究開発や、大阪産6次産業化サポートセンターの運営業務を通した6次産業化に取り組む農林漁業者の支援を行っています。
■大阪成蹊大学 経営学部 経営学科 食ビジネスコースについて
経営学、食物学、情報学の3領域からなる文理融合の学びにより、「食」のマネジメント力を養い、食品メーカー、百貨店、外食・中食産業や食品流通業、商社、農業法人など食関連のさまざまな分野で活躍できる人材を育成しています。
▼本件に関する問い合わせ先 |
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広報企画本部 | |
住所 | : 大阪市東淀川区相川3-10-62 |
TEL | : 06-6829-2606 |
FAX | : 06-6829-2747 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 大阪成蹊大学 |
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URL https://univ.osaka-seikei.jp/ |
住所 相川キャンパス:〒533-0007大阪市東淀川区相川3-10-62 駅前キャンパス:〒533-0007大阪市東淀川区相川1-3-7 |
大阪成蹊大学は、「経営学部」「教育学部」「芸術学部」に加えて、2022年4月に「国際観光学部」、2023年4月には「データサイエンス学部」と「看護学部」を開設し、文・理・芸の成長分野のそろった総合大学に大きく進化しました。さまざまな学びに興味や関心を持った学生が集うことで、お互いに刺激し合い、新しい学びへの意欲が形成されていきます。 大阪成蹊大学では、知識・実践力・品格を育むLCD教育プログラムを実施しています。例えば、大学共通の初年次科目「成蹊基礎演習」では実践的で能動的な学習、アクティブラーニングを実施し、多様で深い専門教育を学ぶための基礎力を身につけています。また、多くの学部で、キャリア教育として広く社会と関わる中で課題を発見し、調査・研究を進めて解決策を導き出すPBL(Project-Based Learning)科目を導入しています。 |
学長(学校長) 中村佳正 |